慶應義塾高校の推薦入試の倍率・条件は?学力試験不要?2023年夏の甲子園優勝!スポーツ推薦・野球推薦!

甲子園で優勝した慶應義塾高校、ベンチメンバーのほとんどは「推薦」

(実質、野球推薦・スポーツ推薦)入学組と言われています。

2004年に始まった慶應義塾高校の「推薦」についてまとめました。

 

慶應義塾高校の推薦について


・2004年から推薦入試導入(実質スポーツ推薦)

・中学3年1学期の9教科の評定「38」が必要(アホはダメ)

・【学力検査なし】

・入学後勉強についていけないと留年あり

・1962年~2005年(夏は2008年)まで甲子園出場無し→スポーツ推薦なしでは甲子園出れない

・推薦枠は40人(野球部は10人程度)。一般入試は330名

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慶應義塾高校の「推薦」はこのような感じです。

野球推薦・スポーツ推薦という名前ではないので、

「慶應義塾高校には野球推薦がない!」

と書いたメディアもありますが、悪質なデマに近いですね。

実質は「スポーツ推薦」です。

では、どのような中学生が推薦で慶應の野球部に入っているかというと、

「小学校・中学校でリトルリーグ等・全国大会優勝の主力クラス」

です。

 


「勉強はそれなりに優秀である必要があり(慶應義塾高校に一般入試で入れる

ほどではないですが)、野球なら野球で全国トップクラスの実績がある子」

これが慶應義塾高校に「推薦」で入れるという事になります。

 

難しさとしては学力で入るより大変かもしれませんね。

では、実際の慶應義塾高校の「推薦の倍率」はどうなのでしょう?

 

慶應義塾高校の推薦入試の倍率は?2023年夏の甲子園優勝

慶應義塾高校入試結果(過去3年)一般入試(330)

【2023年入試】 受験1,206合格457倍率2.6入学283

【2022年入試】 受験1,173合格479倍率2.4入学298

【2021年入試】 受験1,017合格470倍率2.2入学282

一般入試は高校偏差値で75ともいわれる難関です。

倍率は例年2倍強です。

 

慶應義塾高校入試結果(過去3年)推薦入試(40)

【2023年入試】 出願89合格41倍率2.2入学41

【2022年入試】 出願92合格40倍率2.3入学40

【2021年入試】 出願81合格40倍率2.0入学40

推薦の場合は、「単願」のような形になるので、合格者が全員

入学しています。

基準自体は

中学3年1学期の9教科の評定「38」が必要

以外は特にないのでもっとたくさん受けるのかと思ったら、

推薦の方も2倍くらいです。

やはり「全国レベル」の実績がないと受からない事が知られている

からでしょうか?

まとめ

以上、

慶應義塾高校の推薦入試の倍率・条件は?学力試験不要?2023年夏の甲子園優勝

でした。

 

うがった見方をすると、

「中学3年1学期の9教科の評定38」

以外は条件がないので、野球等で全国レベルの活躍をしている子で

あれば、慶應側と中学校側が内々に話をまとめていれば・・・・

といった大人の見方をしてしまいますが、まあ、きちんと学力も

担保されているものと思います。