
「災害・防災」は中学受験の社会に出題されますが、いわゆる
「地理」「歴史」「公民」
の分野に分類しづらいので、抜けがありがちです。この記事で固めて
もらえればと思います。
さきにまとめを。
「ライフライン」
「災害伝言ダイヤル171」
「広域避難場所」
「ハザードマップ」
これらの用語を「知る」「理解する」「説明できる」事で、災害・防災関連の
中学受験・社会の用語のインプットはほぼOKです。
ただし、一度もきちんと勉強しない人も多いので「差」がつく所でもあります。
常識的なものを最初に
日本で暮らすうえでの常識的なものも載せておきます。
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110番:警察への通報(事件・事故など)
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119番:消防・救急(火事・救急車の要請)
- 104番:電話番号案内
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117番:時報(現在の時刻)
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177番:天気予報(地域番号を追加して使う)
時報と天気はスマホの普及で使う人は減っているでしょう。
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#9110:警察の相談専用ダイヤル(事件ではないけど警察に相談したいとき)
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#8000:小児救急電話相談(夜間・休日に子どもの急病について)
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#7119:救急安心センター(救急車を呼ぶべきか迷ったとき/一部地域で利用可)
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113番:NTT東西の電話の故障受付
災害・防災:中学受験の社会
ライフライン:電気・ガス・水道などの生活に必須の公共的な設備
ライフラインとは電気・ガス・水道などの生活に必須の公共的な設備の事です。
まずは「ライフライン」という言葉を覚えましょう。
生活に必須の公共的な設備という意味では、鉄道やインターネット、電話
などを含む場合もありますが、基本的には、災害時などにも必須のものと
いう意味で、
「電気・ガス・水道」
等を指します。
災害伝言ダイヤル:171
災害伝言ダイヤルの電話番号は「171」です。
使い方ですが、災害伝言ダイヤルの電話番号「171」に電話をして、
被災者がメッセージと番号(スマホや家の電場番号)を登録し、
その被災者の家族や関係のある人が「171」に電話、登録番号を
入力することでそのメッセージを再生できるものです。
おもに安否確認に使われます。
災害伝言ダイヤルは1995年におきた阪神・淡路大震災をきっかけに
開発され、1998年から使われるようになりました。
ご家族で、震災などに会った際に、どの番号を登録し、どんなメッセージを
残すのかを決めておくと良いですね。
ちなみに。いざという時にしっかりと活用するために、NTT(日本電信電話株式会社)
では、毎月1日と15日に体験利用が可能です。
広域避難場所
広域避難場所とは
地震に伴う大火災等による二次災害の危険から、生命の安全を確保できる場所を
いい、地震に伴う大規模火災時の指定緊急避難場所として、災害対策基本法に
基づき指定しています。
広域避難場所のマークは以下です。
当然ですが、受験や模試などでは「広域避難場所」の文字は書かれていませんので、
ご注意ください。
広域避難場所の具体的な例としては、
公園、学校のグラウンド、大学の敷地などです。
ハザードマップ
ハザードマップとは、被害予測地図ともいい、自然災害(洪水、
地震、津波、土砂災害など)による被害を予測し、その被害が
想定される区域や、避難場所、避難経路などを地図上に示したものです。
地域の防災対策や、災害発生時の避難行動に役立てるために作成されます。
まとめ
「ライフライン」
「災害伝言ダイヤル171」
「広域避難場所」
「ハザードマップ」
これらの用語を「知る」「理解する」「説明できる」事で、災害・防災関連の
中学受験・社会の用語のインプットはほぼOKです。
ただし、一度もきちんと勉強しない人も多いので「差」がつく所でもあります。