国語の問題で、

「ア~オの「れる」(「られる」)で一つだけ意味が違うものを選びなさい」

といった類(たぐい)の問題があります。

この記事では、

「れる」「られる」の見分け方

を学んでいきたいと思います。

先に見分け方を書いておきます。

①可能→「~することができる」と言い換えられる

②受身→「(誰)にor(誰)から」の形を受ける(人に限りません)

③自発→「自然と」を加えても問題ない

④尊敬→他の尊敬語「お~になる」などに言い換えられる(来られる→いらっしゃる)

 

「れる」「られる」の見分け方は4つ!

可能「することができる」(屋上から山が見られる

受身「(他人などから)~される」(隣人に嫌がらせをされる

自発「自然にそうなる」(自然に思い出される

尊敬「敬語・敬意」(先生が話される

 

「れる」「られる」には上記の4つの意味があります。

中学受験であれば、この4つをきっちりと分けられれば

それで大丈夫だと思います。

 

可能「することができる」(覚えられる)

受身「(他人などから)~される」(人から笑われる)

自発「自然にそうなる」(病気の祖母が案じられる)

尊敬「敬語・敬意」(お客様が来られる)

 

この中だと③「自発」が一番分かりづらいかもしれません。

「れる」「られる」問題のポイント・コツは以下です。

①可能→「~することができる」と言い換えられる

②受身→「(誰)にor(誰)から」の形を受ける(人に限りません)

③自発→「自然と」を加えても問題ない

④尊敬→他の尊敬語「お~になる」などに言い換えられる(来られる→いらっしゃる)

 

①可能→「~することができる」と言い換えられる

(屋上から山が見られる)→屋上から山を見る事ができる

②受身→「(誰)にor(誰)から」の形を受ける(人に限りません)

(隣人に嫌がらせをされる)→「隣人に」を受けています。「蚊に刺される」等

③自発→「自然と」を加えても問題ない

(病気の祖母が案じられる)→病気の祖母が自然と案じられる。(優しいですね)

④尊敬→他の尊敬語「お~になる」などに言い換えられる(来られる→いらっしゃる)

(先生が話される)→先生がお話になる

 

上記を複数回繰り返して読んでおけば「れる」「られる」問題は

大丈夫だと思います。