動くおもりの働き(物の運動)―「中学受験+塾なし」の勉強法!

(関連記事)

ふりこの等時性・速さ・振れ幅

動くおもりの働き(物の運動)

    

おもりの重さと高さ

おもりは「重い」+「高い(所から落とす)」方が物を動かす力が大きいです。

 

レール上の運動はふりこの動きと同じ

ふりこの等時性・速さ・振れ幅

レール上の運動はふりこ(上記関連記事参照)の動きと同じです。

●往復運動を繰り返すうちに振れ幅が小さくなり止ります●

●上の図では、A点の高さより低い高さにしか上がらなくなり、いずれ止まります●

●B点を通る速さもだんだん遅くなります●

 

ふりこ同士をぶつけるとどうなるか

同じふりこを2つ並べて、一つをある高さからはなすと、

●ふりこ1はふりこ2にぶつかって止まる

●ふりこ2が動く

●ふりこ2がふりこ1にぶつかる

●ふりこ1が動く

これを繰り返します。

画像出典『塾技100理科』p80

 

斜面を転がる球の速さと飛ぶ距離は高さで決まる

球の速さと飛ぶ距離は重さに関係なく、高さで決まります。

(高いほど速くなり、遠くに飛びます)

高さ4倍→速さ2倍、距離2倍

高さ9倍→速さ3倍、距離3倍

(以下同じ)

 

動くふりこや球と物がぶつかると物はどう動く?

画像出典『塾技100理科』p80

動くふりこや、転がる球が物にぶつかった場合は以下のように動きます。

1 物の移動距離→ふりこの重さ+はなす高さに比例

2 物の移動距離→ふりこの速さが2倍、3倍4倍になると、移動距離は4倍、9倍、16倍になる

    

ふりこの等時性・速さ・振れ幅

動くおもりの働き(物の運動)