知っているのと知らないのでは大きな差がつく算数の公式です。
★2つの整数の積(A×B)=最大公約数(C)と最小公倍数(D)の積(C×D)★
例)12と18
最大公約数 6
最小公倍数 36
2つの整数の積(A×B)=最大公約数(C)と最小公倍数(D)の積(C×D)
12×18=216 (計算の工夫18×10+18×2に分ける)
6×36=216
ね?算数は美しいです。
下記の解説も大事ですが、
2つの整数の積(A×B)=最大公約数(C)と最小公倍数(D)の積(C×D)
これを覚えてしまう方がはるかに模試や受験で使えます。

2つの整数の積(A×B)=最大公約数(C)と最小公倍数(D)の積(C×D)の算数的解説
なぜ、2つの整数をかけた数字と、その2つの整数の最大公約数と最小公倍数をかけた
数字が同じになるのでしょうか?算数的に解説します。
12と18を最大公約数の 6 で割ると、次のようになります。
6 ) 12 18
———–
2 3
ここで出てきた数字に注目します。
最大公約数(C) = 6
割って残った数 = 2 と 3 (これ以上共通で割れないペア)
このとき、元の数(A, B)と最小公倍数(D)は、このパーツを
使って次のように表すことができます。
A(12) = 6 × 2
B(18) = 6 × 3
最小公倍数(D) = 6 × 2 × 3 (すだれ算のL字にある数をすべて掛けたもの)
パーツを並べて比べてみましょう
では、「A×B」と「C×D」を、
すべてこのバラバラにしたパーツ(6, 2, 3)の掛け算に置き換えてみます。
A × B = (6 × 2) × (6 × 3) = 6 × 6 × 2 × 3
C × D = 6 × (6 × 2 × 3) = 6 × 6 × 2 × 3
いかがでしょうか?
順番は違えど、どちらも「6が2つ、2が1つ、3が1つ」という全く同じ
パーツの掛け算(セット)になっていることが分かります。
どんな2つの整数であっても、最大公約数を使ってパーツに分解すると、
-
元の数2つを掛けると、「最大公約数」が2つと「残り物の数」が掛け合わされる
-
最大公約数と最小公倍数を掛けても、やっぱり「最大公約数」が2つと「残り物の数」が掛け合わされる
という仕組みになっているため、必ずA×B=C×Dが成り立ちます。
2つの整数の積(A×B)=最大公約数(C)と最小公倍数(D)の積(C×D)の練習問題
問)2つの数の積が216で、最大公約数が6のとき、最小公倍数は?
解き筋)
A×B=216
最大公約数6×最小公倍数=216
式を立てる
6×□=216
□ =36
答え 36
問)24と□の最大公約数は8で、最小公倍数は168です
解き筋)
差大公約数と最小公倍数が分かっているので
A×B=C×Dの式が使える。
24×□=8×168
(素直に計算しても良いですが、工夫するなら)
□ =8×168÷24
□ =8×7
□ =56
答え 56
この種の問題は検算すると良いです。
24と□の最大公約数は8で、最小公倍数は168
56入れて計算。
2 ) 24 56
———
2 ) 12 28
———
2 ) 6 14
———
3 7
OKですね。
