国語の解き方は「論理」「筋道」(評論文、説明文)のyoutube音声動画

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やすいかと思います。

 

 

この記事の参考文献

 

(関連記事)

物語(小説)文の解き方は「心情」

 

国語の大原則(評論文、説明文)

評論文・説明文は

 

●筆者の主張・要点があり

●それを論理的に説明している

 

文章

 

国語=論理、筋道の科目

・筆者が立てた筋道(論理)を意識して文章を読んでいく

 

・国語は本文にどう書いてあるか、そもそも書いてあるかを答える科目

なぜなら、国語の問題は「次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい」と必ずあるから

答える根拠は本文中にある(答えは本文の中にある)

 

著者が、読者(誰か分からない人)に筋道=論理を立てて説明していくのが評論文

 

論理=こうだからこう、こうだからこうという理屈

考え方としては、1+1=2、2×3=6の「=」とほぼ同じ。

 

●論理は同じ事の繰り返し●

・「イコール」の関係(筆者の主張A=具体例A'、体験談A")

・「対立」の関係(筆者の主張と対比対立するものを並べて違いを示す)

 

要点:論理・筋道の中心、大切な部分

文章の「要点」を見つける事が(論理、筋道の把握には)大事

 

要点=大切な部分、筆者が言いたい部分

 

(評論の)文章は、「要点」+「飾り(比喩や説明)」でできている

 

中学・高校・大学の国語入試問題は、「要点」(大切な部分、筆者が

最も言いたい部分、主張)を聞いてくる

(要点が分かったら、線を引いておく)

 

要点=主旨・最終結論(著者が最も伝えたい事)

 

要点以外の「飾り」の種類:対比、具体例、比喩、引用等々

「要点」を補強するために、著者は多くの「飾り」を使用する。

 

「要点(主張)」とイコールの関係になるものは、

「対比」「具体例」「比喩」「引用」「体験談」等々。

 

「要点」A、「具体例」A'、「比喩」A"といった理解をすると分かりやすい。

「A=A'」

 

論理の法則1:主語と述語(一文における論理関係)

一文にも要点があり、それが「主語と述語」。

 

主語=~~は、~~が

述語=主語とつなげて読める

 

例)私は今日学校へ行った。 主語「私は」、述語「行った」

 

論理の法則2:接続語、指示語(文と文の論理関係)

主語・述語は一文の論理構造。

 

文と文をつなげる論理が「接続語」

 

順接の接続語:だから

逆接の接続語:しかし

イコールの接続語:すなわち、つまり、例えば

 

 

指示語:これ、それ、あれ、どれ

長い表現の繰り返しを避けるために使用

指示語が何を指すかの理解が重要((基本は「指示語の前」。後ろの場合もあり)

 

 

論理の法則3:文章全体の論理構造

●論理は同じ事の繰り返し●

・「イコール」の関係(筆者の主張A=具体例A'、体験談A")

・「対立」の関係(筆者の主張と対比対立するものを並べて違いを示す)

 

まとめ

(入試問題の)説明文、評論文を読む=著者の論理・筋道を読む

                  著者の主張をつかまえる

 

 

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