つるかめ算は、
【2つ以上の異なるものがあり、その総数だけがわかっている場合に、
それぞれがいくつずつあるかを答える問題】
でしたね?詳細は下記関連記事をどうぞ。
つるかめ算を解くテクニックは
1 2種類のものがあったら、すべての個数や頭数をどちらかにあわせる
2 数が多い方に合わせた方がやりやすい(状況によっては少ない方に合わせても良いです)
(鶴と亀の足の数なら亀)
3 もうひとつの事柄(足の数や値段)が与えられる値とどれくらい違うか比べる
4 2種類のものをいくつ入れ替えれば求める値になるかを考える
5 表にすると分かりやすい
でしたね?
つるかめトンボ算とは?
【3つ以上の異なるものがあり、その総数や、3つのうちの
二つの関係が分かっている場合に、それぞれいくつあるか答える問題】
です。
つるかめ算の応用編です。
つるかめトンボ算の解き方のテクニック・ポイント
ポイント・テクニックは3つだけです。
1 最終的には「つるかめ算」で解く!→そのために「2つ」にまとめる事が必要
2 3つのうち数量の関係が分かっている場合は「平均」や(増減の)「割合」を考える
(「3つ」を意図的に「2つ」にしたうえで「つるかめ算」で解く)
3 条件を見て「1つの数量」を決める(決められるようになってる)
(残りの「2つ」でつるかめ算を行う)
*2と3どちら(or両方)のテクニックを使うかは問題による
*掛け算した時の倍数などで分かる事が多い
*「表」にすると分かりやすい
例題)
5円玉と10円玉と50円玉が全部で46枚あり、合計金額は1230円です。
10円玉と50円玉の枚数が同じ枚数の時、5円玉、10円玉、50円玉は
それぞれ何枚ですか?
最初は答えを開いて解法を見ても良いと思います。
例題)
つる,かめ,とんぼが合わせて12匹います.足の数は全部で56本です。
つるとかめの数の比は1:2です。つる,かめ,とんぼはそれぞれ何匹い
ますか?(トンボは昆虫なので足「6本」です・・・)
【ポイント】
(まずは与えられた条件を良く考える!)
1 つるかめ算のテクニック「表にしてみる」
2 平均や増えていく(減っていく)割合を考える
3 「56」という数字を考える
答え)
つるかめトンボ算はある程度パターン化できる!
つるかめトンボ算はある程度パターン化できます。
●3つのうち一つの数字の倍数に注目する●
●総数(総額)の末尾の数字に注目する●
(割りづらい数字の場合特に使える)
このテクニックで解ける問題が多数あります。
例えば上記の問題で言えば、
●(表にすると)「鶴と亀の足は10ずつ増えていく」→末尾は必ずゼロ
●全体の足は56本
●トンボの足は6本なので、6の倍数で6で終わる数がトンボの数
これが分かるわけですね。
この「パターン・テクニック」は、
二つの数字が「0」「5」など分かりやすい数で終わっていて、
もう一つが「1」「7」などで終わっている時などはよく使えます。
逆に三つの数字がすべて、「5」「10」「15」などの場合は「平均」を
使う事が多いですね。
いずれにせよ、一つだけ末尾が特殊な数であれば、その一つの総数を
決める事ができるパターンが多いです。
「表」にするとひらめく事が多いです。
つるかめトンボ算の問題・例題
問題)
5円玉,10円玉,50円玉が合わせて35枚あります。合計金額は1125円です。
5円玉と50円玉の枚数の比は1:4です.5円玉,10円玉,50円玉はそれぞれ
何枚ですか?
解法1)比率から計算する。
解法2)平均を使い、その後つるかめ算を使う
例題)1個の値段が40円、50円、77円の商品を合わせて11個買ったら、
代金が601円になりました。40円、50円、77円それぞれ何個買いましたか?(早稲田実業中等部)改
まとめ―つるかめトンボ算の解き方のテクニック・ポイント
1 最終的には「つるかめ算」で解く!→そのために「2つ」にまとめる事が必要
2 3つのうち数量の関係が分かっている場合は「平均」や(増減の)「割合」を考える
(「3つ」を意図的に「2つ」にしたうえで「つるかめ算」で解く)
3 条件を見て「1つの数量」を決める(決められるようになってる)
(残りの「2つ」でつるかめ算を行う)
*2と3どちら(or両方)のテクニックを使うかは問題による
*掛け算した時の倍数などで分かる事が多い
*「表」にすると分かりやすい