つるかめ算の解き方のテクニックのyoutube音声動画
この記事のyoutube音声動画です。
音声を聞きながら記事を読んでいくとより分かり
やすいかと思います。
そもそもつるかめ算とは?
【2つ以上の異なるものがあり、その総数だけがわかっている場合に、
それぞれがいくつずつあるかを答える問題】
これがつるかめ算です。
鶴の足は二本。亀の足は四本ですからね。
【問題】
つるとかめが合わせて20匹(羽)います。
足の数を数えると全部で68本でした。つるは何羽いますか。
つるかめ算の解き方のテクニック
1 2種類のものがあったら、すべての個数や頭数をどちらかにあわせる
2 数が多い方に合わせた方がやりやすい(状況によっては少ない方に合わせても良いです)
(鶴と亀の足の数なら亀)
3 もうひとつの事柄(足の数や値段)が与えられる値とどれくらい違うか比べる
4 2種類のものをいくつ入れ替えれば求める値になるかを考える
5 表にすると分かりやすい
原始的ですが、これが一番早くて正確に答えを導き出せます。
一応「公式」にもなります。
つるかめ算の公式
(亀の足×合計の頭数-合計の足数)÷(亀の足-鶴の足)=鶴の頭数
【問題】
つるとかめが合わせて20匹(羽)います。
足の数を数えると全部で68本でした。つるは何羽いますか。
当てはめてみましょう。
(亀の足×合計の頭数-合計の足数)÷(亀の足-鶴の足)=鶴の頭数
(4×20-68)÷(4-2)=鶴の頭数
12÷2=6 答え)6羽
となりますが、この公式を覚えるのは大変ですので、下記に詳細を書いた
基本的な考え方を理解する方が良いでしょう。
つるかめ算の解き方のテクニック
1 2種類のものがあったら、すべての個数や頭数をどちらかにあわせる
2 数が多い方に合わせた方がやりやすい
(鶴と亀の足の数なら亀)
【問題】
つるとかめが合わせて20匹(羽)います。
足の数を数えると全部で68本でした。つるは何羽いますか。
ですので、
●亀にすべての足の数を合わせます
●20匹×4本=80本
となります。足の数は68本ですから多いですね。
3 もうひとつの事柄(足の数や値段)が与えられる値とどれくらい違うか比べる
80-68=12
4 2種類のものをいくつ入れ替えれば求める値になるかを考える
12本多い→1匹入れ替えると2本足が減る→12÷2=6
6匹減らせば良い。20-6=14
亀は14匹。
という事は鶴は20-14=6羽
途中の考え方は以下のようになります。
亀が19匹で鶴が1羽だったら?
亀 19×4=76
鶴 1×2=2
足の数 78本
まだ多いですね。
テクニック・ポイントは、
3 もうひとつの事柄(足の数や値段)が与えられる値とどれくらい違うか比べる
でした。
亀 19×4=76
鶴 1×2=2
足の数 78本
亀が一匹減って、鶴が一羽増えるごとに、2本の足が減っていきます。
【5 表にすると分かりやすい】でしたね?
足の数 | 80 | 76 | 74 |
---|---|---|---|
鶴 | 0羽 | 1羽 | 2羽 |
亀 | 20匹 | 19匹 | 18匹 |
【問題】
つるとかめが合わせて20匹(羽)います。
足の数を数えると全部で68本でした。つるは何羽いますか。
68本の足になるという事は、
80-68=12
ですから、全部が亀だった場合(20匹)よりも12本足が、
減れば良いわけです。
一匹亀が減ることに2本足が減りますから、
12÷2=6
6匹亀が減れば良いわけですね。
20匹-6匹=14匹
20-16=6
答え)6匹
検算)全部で20匹(羽)ですから、
鶴6羽=6×=12 足12本
亀14匹=14×4=56 足56本
12+56=68
例題
50円切手と80円切手を合わせて30枚買ったら全部で1890円でした。
50円切手は何枚買いましたか?
つるかめ算の解き方のテクニック―まとめ
1 2種類のものがあったら、すべての個数や頭数をどちらかにあわせる
2 求めたいもののもう一方にあわせることがポイント
(鶴を求めたいなら亀にあわせる)
3 もうひとつの事柄(足の数や値段)が与えられる値とどれくらい違うか比べる
4 2種類のものをいくつ入れ替えれば求める値になるかを考える
5 表にすると分かりやすい
つるかめ算の解き方のテクニックのyoutube音声動画
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音声を聞きながら記事を読んでいくとより分かり
やすいかと思います。