てこの基本:てこの原理!てこの3点!モーメントと逆比!3つ以上の力!
「基本」がまだの方は必ず先に上記記事を読んでください。
てこの応用:支点が端にある(上と下に向かう力に分ける)・棒が曲がっている(垂直にして考える)
色々な「てこ」
支点が端にあるてこ
考え方)
【上に行こうとするモーメントと下に行こうとするモーメントに分ける】
【おもり×支点までの距離=おもり×支点までの距離】
画像出典『塾技100理科』p68
問題)てこはつりあってます。ばねばかりAは何gを示しますか?棒の重さは考えません
考え方)上に向かうモーメントがばねばかり(60cm×□)。
下に向かうモーメントは、40cm×60g=2400
60×□=2400、□=40 答え)40g
問題)図のてこはつりあっています。ばねはかりAは何gを示しますか。
ただし、棒の重さは考えないものとします。
考え方)図にあるとおり、下と上に向かうモーメントに分けます。
1)下に向かうモーメント:20×10+50×40=2200
2)上に向かうモーメント:40×Ag
3)40×A=2200 A=55
答え)55g
棒が曲がったてこ
棒が曲がったてこは、力とうでを垂直に図を書き換える必要がある。
画像出典『塾技100理科』p68
「まがったてこ」のパターンでは、てことうでは垂直である必要があります。
ですので、上記の図では、W1×a'=W2×b'が成り立ちます。
(W1×a=W2×bとしてはいけません)
良くあるパターンは、「30度・60度・90度」の直角三角形の
長い辺と短い辺2:1を使って解きます。
上記のような問題です。うでを垂直にした場合、10cmに
なるので、左側のモーメントは10×50=500
右側は20×□、つりあっているので、□=25 答え)25g
てこの基本:てこの原理!てこの3点!モーメントと逆比!3つ以上の力!
「基本」がまだの方は必ず先に上記記事を読んでください。
てこの応用:支点が端にある(上と下に向かう力に分ける)・棒が曲がっている(垂直にして考える)