琉球・沖縄のポイント!那覇の位置/中継貿易/琉球王国/沖縄県設置/沖縄戦/沖縄返還!―中学受験に塾なしで挑戦するブログ

琉球・沖縄は中学受験の社会(日本史)に頻出です。テーマ史として

まとめますので、一通り覚えておいてください。

【琉球・沖縄のポイント!那覇の位置/中継貿易/琉球王国/沖縄県設置/沖縄戦/沖縄返還!】

★琉球・沖縄のまとめ★

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琉球・沖縄は中国・朝鮮・日本・東南アジアの間に位置するので、

古くから「中継貿易」(他国からの輸入品を別の国に輸出)をしてきました。

歴史の舞台に出てくるのは、15世紀(1401~1500)頃です。室町時代ですね。

1429年に「琉球王国」ができています。正長の土一揆が1428年(いっしょにやろう)

ですから、その頃ですね。くじ引き将軍として知られる、6代目・足利義教が即位した頃です。

1609年(江戸初期)に琉球王国は薩摩藩の支配を受けます

形式的には独立国だったので、同時に明にも服属して、日本と明、両方に支配されるという

形になります。

明治時代(1868~1912)になると、明治政府は

琉球処分11(明治政府による琉球王国の日本への併合政策)を実施します。

1872年(明治5年)琉球藩(明治政府が無理やりに藩にした)

1879年(明治12年)沖縄県設置

つまり、明治時代に琉球・沖縄は正式に「日本」に組み込まれた事になります。

1945年、太平洋戦争中に、沖縄は日本で唯一の地上戦の舞台となります。

戦後は、しばらくアメリカ軍政府(沖縄返還まで日本ではなかった)の支配下に

ありましたので、日本ではありませんでした。

1972年、佐藤栄作内閣の時に「沖縄返還」がなって、正式に日本に復帰しました。

(沖縄米軍基地:沖縄本島の約14%は米軍基地。日本全体の米軍基地の70%が沖縄。)

 

★琉球・沖縄のポイント★

①那覇の位置:沖縄本島の南の方

「中継貿易」(他国からの輸入品を別の国に輸出)で有名:明・朝鮮・日本・東南アジア

琉球王国(1429~1879):首都が首里。首里城。「那覇」は首里の外港

④1609年(江戸初期)から薩摩藩の支配を受けた

⑤1879年(明治12年)沖縄県設置

⑥1945年(3月)4月~太平洋戦争では日本で唯一の地上戦(沖縄戦)

⑦戦後はアメリカ軍政府(日本ではない)→1972年沖縄返還(佐藤栄作内閣)

 

琉球・沖縄の歴史

琉球王国(1429~1879)

     グスク(城)5:沖縄・奄美に見られる城砦。首里9が首都。首里城。

              (那覇4は首里の港で琉球貿易の拠点)

(首里城。2019年10月31日に焼失してしまい、2021年現在再建中です)

1609年(江戸初期)から薩摩藩の支配を受けた

(形式上は独立。日本と明両方の支配を受けた)

琉球処分11:明治政府による琉球王国の日本への併合政策

1872年(明治5年)琉球藩(明治政府が無理やりに藩にした)

1879年(明治12年)沖縄県設置

1945年4月~:太平洋戦争では日本で唯一の地上戦(沖縄戦):鉄血勤皇隊、ひめゆり隊

戦後はアメリカ軍政府(沖縄返還まで日本ではなかった)の支配下

1972年沖縄返還(佐藤栄作)。ただし、アメリカ軍の基地は依然として多い

(沖縄米軍基地:沖縄本島の約14%は米軍基地。日本全体の米軍基地の70%が沖縄。)

 

【琉球・沖縄のポイント!那覇の位置/中継貿易/琉球王国/沖縄県設置/沖縄戦/沖縄返還!】