都立大の学費無償化で偏差値あがる?2025年度から!所得制限撤廃!早慶<東京都立大学になる?授業料無料!

2025年度から東京都立大学の学費が所得制限なしで、無償化される

方針です。小池百合子都知事は、いまのところ、言った事を実際に

政策として進めている事が多いので、実行される可能性が高いかと

思います(国の「子供3人以上世帯への大学授業料無償化」のように、

よく分からない条件を付けて、【結局無償化されない】という話とは

違う可能性が高いと思います)。

(関連記事)

子供3人以上の世帯への大学授業料を無償化へ・2025年度から!骨抜きにならない?まとめ

 

都立大の学費無償化で偏差値あがる?2025年度から!所得制限撤廃!早慶<東京都立大学になる?授業料無料!

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東京都は都立大学の授業料について、来年度から所得制限を撤廃して

無償化する方向で調整を進めていることが関係者への取材でわかりました。

都立大学の授業料は、年間52万円余りで、現在は世帯収入が478万円

未満を目安に無償化するなど、都は独自の支援を行っています。

都は、生活費を負担する親などが都内に住んでいることを条件に、世帯収入

が910万円未満を目安に来年度から無償化する準備を進めてきましたが、

支援を拡充しようと、所得制限を撤廃して無償化する方向で調整を進めてい

ることが関係者への取材でわかりました。

大学の授業料については、大阪府と兵庫県でも府立や県立の大学などで来年

度から段階的に所得制限を撤廃して無償化する動きが出ています。

都は、高校の授業料についても所得制限を撤廃して実質、無償化する方向で

調整を進めていて、いずれも来年度予算案の編成作業の中で、具体的な制度を

検討していくことにしています。

出典:NHK

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この政策がスムーズに実施されたら、2025年度から

「(生活費を負担する)親が東京都在住なら都立大は無料で通える」

ということになりますね。

 

都立大の学費無償化で偏差値あがる?2025年度から!所得制限撤廃!早慶<東京都立大学になる?授業料無料!

2025年度から(生活費を負担する親が都内在住なら)都立大の

学費が無料になる事の影響は以下かと思われます。

 

・都立大の偏差値は上がるでしょう(下がる要素はないので)

・偏差値の上昇以上に大事なのは、経済的な理由で他大よりも

都立大を選ぶ中に、【とんでもない優秀な学生】も一部入ってくるのでは?

・MARCH<都立大になるでしょう(中央大学法学部以外は都立大を選びそう)

・早慶でも(学部にもよるでしょうが)「授業料無料の都立大」を選ぶ学生もいるかも

 

以下、個々の論点を詳細に検討してみます。

都立大の偏差値は上がるでしょう(下がる要素はないので)

1990年代、都立大は、受験に必要な教科数を減らしたため、偏差値が

急激に上がり、人文学部、法学部などは、早慶の併願として利用され

ました。

また、当時は後期日程で東大の文Ⅲが3教科で受験できたこともあり、文系では

私立:早慶

前期:都立大(人文学部や法学部)

後期:東大(文科三類)

という受験者も一定数いました。

また、都立大の大学院は昔からプレステージが高く、研究機関として

高く評価されていたため、地味ですが、一流が集まる大学として知られて

いました。

その後、石原慎太郎都知事の鶴の一声で「首都大学東京」ができ、そういった

「都立大の良さ」は薄れていき、偏差値も徐々に下がりました。

石原都政が終わり、名称としての「都立大」が復活したのが、2020年の4月です。

 

2023年現在は、都立大は、地味だけれど優秀な公立大学という位置づけと言えます。

MARCHと都立大を併願する層が多く(あるいはMARCHを滑り止めにする都立大生が多く)、

早慶だと都立大より早慶を選ぶ方が多いといった位置づけです。

 

ですが、2025年に都立大の学費無償化が実施された場合、少なくとも、

都立大の偏差値が下がる要素には絶対にならないので、偏差値は上がるでしょう。

 

都立大を選ぶ中に【とんでもない優秀な学生】も一部入ってくるのでは?

全体としての偏差値の上昇以上に大事なのは、

★極端に優秀な生徒が学生として都立大に入学してくる可能性が上がる★

という点かと思います。

 

2023年現在、国立大学の平均的な学費は年間53万円ほどです。

これが「都立大なら0円」になるのであれば、4年間で200万円以上です。

 

となると、仮に「一橋大学、東京大学、東工大」といった、いわゆる最難関国立大学

に合格する学力がある高校生や浪人生の中に、

【実家の親に負担をかけたくない】

という理由で都立大を選ぶ受験生が、一定数は出てくるものと思われます。

早慶上智などの学費の高い私立大学志望者であればなおさら多くなるでしょう。

 

そうすると、そういった受験者は、本来なら「東大、東工大、一橋大」に

行ったかもしれない子になるわけなので、

【最難関国立大学レベルの学力を持った学生が都立大に入学する】

というケースが出てくるでしょう。

 

おそらくこの点は、全体の偏差値の小さな上昇よりも大事な事になるかも

しれません。

 

MARCH<都立大になるでしょう(中央大学法学部以外は都立大を選びそう)

現在でも、GMARCHと都立大の場合、都立大を選ぶ受験生の方が

多いようですが、それが明確になるでしょう。

 

プレステージは落ちずに、学費が0円になるのは、これは魅力が大きい

ですからね。

私立大学の学費は上昇の一途をたどっています。

 

早慶でも(学部にもよるでしょうが)「授業料無料の都立大学」を選ぶ学生もいるかも

早慶上智との比較でも、一部の家庭・高校生は「学費0円の都立大」を

選ぶ可能性があるでしょう。

 

早稲田の政経学部や慶応の経済学部など、看板学部であれば分かりませんが、

早稲田の教育学部や慶応の環境情報学部などですと、都立大が選ばれるケースが

増えそうです。

 

やはり学費の高い私立大学と学費無償化の都立大の比較になると、後者の魅力は

大きいでしょう。

 

まとめ

以上、

都立大の学費無償化で偏差値あがる?2025年度から!所得制限撤廃!早慶<東京都立大学になる?授業料無料!

でした。

 

東京都の都立大学の運営の成り行きが注目されます。

 

小池百合子都知事は、いまのところ、言った事を実際に

政策として進めている事が多いので、実行される可能性が高いかと

思います(国の「子供3人以上世帯への大学授業料無償化」のように、

よく分からない条件を付けて、【結局無償化されない】という話とは

違う可能性が高いと思います)

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