国語の問題用紙には何を書き込むか?:国語読解のキモ

以下は「評論文」についてです。「小説」はまた別になります。

国語の問題用紙には何を書き込むか?

そもそも、なぜ問題用紙に鉛筆で書き込みをしていく必要があるのか?

1 すぐに詳細を忘れるから

2 どこに何が書いてあるかパッと見て分かるから

です。

 

問題用紙に何も書かずに読んでいくのは、算数で途中式を書かないのに

似ています。必ず間違えます。

国語の読解は絶対に書き込みながら読んでいく必要があります。

文章を読んだ後に問題文を読み、「解く」という段階になったら、必ず

「もう一度問題文に戻る」

はずです。その時にはある程度は絶対に忘れています。それを前提にして、

問題用紙にポイントを書いておくことが大事です。

また、「解く」段階になると、「あれ、どこに何が書いてあったっけ?」

となる事が非常に多いです。それを防ぐためにも、必ず書きながら読む、読みながら

書くようにしましょう。

算数の、

問題文を読みながら条件整理をする

に似ています。

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国語の問題用紙には何を書き込むか?

では、実際に何を書き込むかですが、

1 段落ごとにポイント・まとめを書く

2 段落の内容に線を引く

これが基本です。

特に「段落」の上にその段落が何についての話(内容)なのかを単語や短い文章

で書いておくことは極めて大事です。

評論文には、だいたい「結論・まとめ」にあたるやや抽象的な主張にあたる

部分があります。その段落の上に「まとめ」「結論」「主張」と書いて

おくとそれだけでかなり違います。

なぜか?そこが問題として出るからです。

 

具体的な書き方としては、

「導入・日本の国土」「扇状地」「水害」「扇状地と山地の関係」

「日本の川、なぜ河原が広い」「まとめ」

といった感じです。段落のまとめだけでもつなげると何となく

何の話か分かりそうですよね。

まとめ

なぜ問題用紙に鉛筆で書き込みをしていく必要があるのか?

1 すぐに詳細を忘れるから

2 どこに何が書いてあるかパッと見て分かるから

です。

実際に何を書き込むかですが、

1 段落ごとにポイント・まとめを書く

2 段落の内容に線を引く

これが基本です。

ただし、これ、極めて大事な事なのですが、

一回言ってできると思わないでください。

中学受験をするのは小学生なので、そうですね、

10回の読解練習で言い続けて、ようやく

「あ~そういえば」

くらいです。

最低10回ですが、本当にできるようになるには半年以上かかります。

1年練習を続けてようやくだんだんできてくる位が基本です。

その間、ずっと言い続けるのか?

はいそうです。言い続けます。

でも、一度できるようになれば、高校受験だろうが大学受験だろうが同じ

ですので、ある意味一生使えるスキルになります。

 

チャオ