中学受験・国語の物語文(小説)の読み方の一つ目は「心情」です。別途詳細な記事があります
のでそちらをお読みください。
物語(小説)文の解き方は「心情」/youtube音声動画付き
もう一点は、
【主人公の成長】(変化)
です。
ここでいう「読み方」とは見るべきポイントであり、どこに焦点をあてて
読んでいくかという視点です。
簡単に言うと、
・登場人物の「心情」
と
・主人公の「成長」(変化)
が問題になりやすい(ほぼ確実になる)という事です。
国語の物語文(小説)の読み方は【主人公の成長】(変化)―「中学受験+塾なし」の勉強法・教え方
中学受験・国語の物語文(小説)の読み方の二つ目は、
【主人公の成長】(変化)
です。
一つ目は登場人物の「心情」です。
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中学受験の国語の問題は大きく、
【評論文】(説明文)
と
【物語文】(小説)
に分かれますが、それぞれに明確な「読み方」があります。
【物語文】(小説)は、登場人物の「心情」(の変化)と主人公の「成長」(変化)
が大事(問題)になります。
中学受験の国語の入試問題の場合、
ほとんどの物語文・小説文では、一部が抜粋されています。
その中で、主人公(仮に「花子さん」とします)が、何らかの事件や出来事に
遭遇します。
花子さんが遭遇する出来事や事件には、
・友達との関係
・親子関係(祖父母との関係)
・兄弟、姉妹との関係
・周囲の大人とのやりとり
等があります。
まずは、それぞれの場面での、登場人物の「心情」に注意します。
その際に、
「+」プラスの心情(楽しい、うれしい、やった!等々)
か
「-」マイナスの心情(嫌だった、残念、負けた、悔しい、等々)
かで見る癖をつけると良いです。
「心情」の変化も大事です。
例えば、最初は負けて悔しかったけれど、それが自分の成長になっている事に
気づいたなどですね。-から+への変化です。
そして、多くの中学入試の国語の問題の物語文では、
(抜粋された場面の中で)登場人物・花子さんが成長します。
多いのは「友達との関係」でしょうね。
例えば、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
花子さんは、りんかちゃんと約束をしたけど、雨だし、行きたくないから
行かなかった(めんどくさいというマイナスの心情)。
けれど、りんかちゃんはちゃんと来ていた事が後で分かった。
花子さんは、申し訳ないと思った(マイナスの心情)。
翌日学校で、ドキドキしながらりんかちゃんに謝ったら、何事もなかったように
許してくれた。
花子さんは、ほっとした(プラスの心情)と同時に、
友達との約束は雨だからと言って破らないようにしよう(成長)と思った。
りんかちゃんが少し大人に見えた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こんな感じですね。
まとめ
国語の物語文(小説)の読み方は【主人公の成長】(変化)です。
もう一点は「心情」(の変化)です。
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