
(中学受験をする)小学生が間違えそうな原稿用紙(マス目のある
問題)の使い方をまとめました。
さきにまとめを書きます。
【原稿用紙の使い方のルール・文字数制限のある問題のルール】
1 「。」や「、」は行の頭に書かない
2 「。」や「、」は一マス使う(ひとつのマスに文字と句読点をいれない)
(ただし、行の最後になる場合は「1」を避けるために、一つのマスに文字と句読点を入れても良い)
3 「」は一マス使う(ひとつのマスに文字と「」を入れない)
4 」は行の頭に持ってこない(行末にする)
5 「 は行の最後に持ってこない
6 段落の最初は一文字下げる。
7 指定された文字数の90%は書く:必ず最終行まで書く
8 文字数オーバーは1字でもダメ
「。」や「、」の使い方
1 「。」や「、」は行の頭に書かない
2 「。」や「、」は一マス使う(ひとつのマスに文字と句読点をいれない)
(ただし、行の最後になる場合は「1」を避けるために、一つのマスに文字と句読点を入れても良い)
1 「。」や「、」は行の頭に書かない
「。」や「、」は行の頭に書かないのは基本です。
このパターンは減点されます。ただし、そういった作法を習っていない小学生は
かなりの頻度でこの書き方をします。
では、「行の一番下で一文が終わり、句点(。)を打ちたい場合どうすれば良いのか?
【行末に限り、一つのマスに文字と句読点を入れても良い】
この形はOKです。
ただし、小学生は慣れないと、「行末だけで許される」という条件を忘れがちなので、
基本的には、このやり方はせずに、「行の一番下で一文が終わり、句点(。)を打ちたい場合は、
無理やり文字を増やすか・減らすかして行の頭に「。」がこないように調整をする
のが良いと思います。
「」の使い方
会話文などの「 」の使い方です。
1 「」は一マス使う(ひとつのマスに文字と「」を入れない)
2 」は行の頭に持ってこない(行末にする)
3 「 は行の最後に持ってこない
1 「」は一マス使う(ひとつのマスに文字と「」を入れない)
左の書き方が基本です。「 」は一ます使います。右は減点されます。
2 」は行の頭に持ってこない(行末にする)
「 」の終わりのカッコ(」)を行の頭に持ってくるのもダメです。
その場合、行末に、文字+閉じカッコを一マスに入れても良いです。
ただし、
小学生は慣れないと、「行末だけで許される」という条件を忘れがちなので、
基本的には、このやり方はせずに、「行の頭に閉じカッコが来る場合は、
無理やり文字を増やすか・減らすかして行の頭に閉じカッコ
がこないように調整をする
のが良いと思います。
3 「 は行の最後に持ってこない
カギカッコの開きカッコ(「)を文末にするのもダメです。
無理やり、一文字増やすか減らすかして調整してください。
段落の最初は一文字下げる
段落の最初は一文字下げる。
指定された文字数の90%以上で書く(80%は必須):必ず最終行まで書く
指定された文字数の90%以上で書く(80%は必須)。
文字数の指定はよくありますが、基本は
指定された文字数の90%以上
と考えましょう。
100文字なら90文字以上。
200文字なら180時以上。
500文字なら450文字以上ですね。
また、
必ず最終行まで書く
事も徹底しましょう。一文字も書いていない行があると、どんなに内容が
完ぺきでも必ず減点されます。
なお、「文字」は句読点(。 、)が入るのが基本で、
「字」の場合は、句読点は数えないのが普通です。
模試などでは、雑な問題もよく見るので、必ずしもこの通りとは限りませんが、
最近の中学受験問題を見ると、きちんと、「句読点は一字に入れる」
とか「いれない」と書いてくれている事が多いようです。
文字数オーバーは1字でもダメ
また、文字数オーバーは1字でもダメと考えましょう。
200文字以内とあったら、201字書いた時点で0点にされる事が多いでしょう。
まとめ
【原稿用紙の使い方のルール・文字数制限のある問題のルール】
1 「。」や「、」は行の頭に書かない
2 「。」や「、」は一マス使う(ひとつのマスに文字と句読点をいれない)
(ただし、行の最後になる場合は「1」を避けるために、一つのマスに文字と句読点を入れても良い)
3 「」は一マス使う(ひとつのマスに文字と「」を入れない)
4 」は行の頭に持ってこない(行末にする)
5 「 は行の最後に持ってこない
6 段落の最初は一文字下げる。
7 指定された文字数の90%は書く:必ず最終行まで書く
8 文字数オーバーは1字でもダメ