
「修飾語」は【この言葉がどの言葉を修飾(かかって)していますか?】という問題が
典型です。あまり頻繁には出題されませんが、知っておいた方が良いでしょう。
修飾語については(修飾語と被修飾語は)
「つなげて読んで意味が通じるもの」
が基本です。
(例文)
-
赤い 花が咲いている。
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昨日読んだ 本を返した。
-
優しい 先生が迎えてくれた。
👉 修飾語(赤い/昨日読んだ/優しい)は、それぞれ 花/本/先生 にかかっている。
修飾語については「つなげて読んで意味が通じるもの」が基本
下記の例でいえば、すべて「つなげて読んで意味が通じています」よね?
修飾語については(修飾語と被修飾語は)
「つなげて読んで意味が通じるもの」
が基本です。
(例文)
-
赤い 花が咲いている。
-
昨日読んだ 本を返した。
-
優しい 先生が迎えてくれた。
👉 修飾語(赤い/昨日読んだ/優しい)は、それぞれ 花/本/先生 にかかっている。
「修飾語」関連の中学入試の問題
例題)(栄東中学)
日ごとに 春の 気配が 強く 感じられる 陽気が 続いている
(問題)「日ごとに」が修飾している言葉は?
つなげて読んで意味が通じるのは?
「日ごとに 感じられる」
ですね?
答え)感じられる
次の文の下線部の修飾語は、どの語を修飾していますか。
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私は 毎朝 公園を走ります。
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とても 静かな部屋で勉強する。
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彼は 決して 約束を破らない。
(答え)
1 走ります (毎朝走ります)
2 静かな (とても静かな)
3 破らない (決して破らない)
修飾語については(修飾語と被修飾語は)
「つなげて読んで意味が通じるもの」
が基本です。
問題)予習シリーズ4年・国語・上 198p
下の文の「決して」が修飾する言葉を選びなさい
ア 叫んだり イ 音を立てたり ウ せずに エ 離れてやりましょう
「決して叫んだり、音を立てたりせずに、ゆっくりクマから離れてやりましょう」
つながるのは「決して音を立てたりせずに」ですが、選択肢はもっと細かく分かれています。
ここでは、「決して」は~~しないという否定の言葉ですから、かかっているのは否定の方です。
ですので、「ウ せずに」が答えですね。
予シリの方が、栄東より難しいですね…。
次の修飾語を使って、正しい文を作りなさい。
-
まっすぐに→「まっすぐに家へ帰った。」(動作を修飾)
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おだやかな→「おだやかな海が広がっている。」(名詞を修飾)
まとめ
修飾語については(修飾語と被修飾語は)
「つなげて読んで意味が通じるもの」
が基本です。