そもそも「第一次産業」「第二次産業」「第三次産業」とは?
| 第一次産業 | 農業・林業・漁業 | 自然の恵みを使って働く仕事 | 約3% |
| 第二次産業 | 自動車工場など | 材料を使って、新しいものを作る仕事 | 約23% |
| 第三次産業 | お店(スーパーなど) | サービス業 | 約74% |
ハンバーガーができるまでで考えると…
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第一次産業
→ 牛を育てる、レタスを育てる、小麦を育てる
(材料を手に入れる人) -
第二次産業
→ パンを作る、肉を加工する、ハンバーガーを組み立てる
(材料から商品を作る人) -
第三次産業
→ お店でハンバーガーを売る、配達する
(商品をお客さんに届ける人)
第二次産業:重化学工業・軽工業・工業地帯
第二次産業を中学受験的に覚えていくには、
「重化学工業」(重い+大きい):車、飛行機、船etc.:金属工業・化学工業・機械工業
「軽工業」(軽い+身近なもの):服、おもちゃ、缶詰
「工業地帯」:三大工業地帯+四大工業地域
の順番で覚えていくと良いです。
「重化学工業」(重い+大きい):車、飛行機、船etc.:金属工業・化学工業・機械工業
金属工業
金属工業=鉱石を原料に、金属製品(鉄鋼・銅・アルミニウムなど)を作る工業
日本では「製鉄業」がさかん。
・製鉄業は、鉄鉱石とコークス(石炭)と石灰石から鉄鋼を作る
・石灰石は日本が自給している唯一の鉱物資源
・鉄鉱石、石炭はほとんどが輸入→(輸入に便利な)太平洋ベルトに製鉄所が集まる



出典:塾技・社会p58
主な製鉄所:室蘭市(北海道)、君津市(千葉県)、北九州市(福岡県)、福山市(広島県)
化学工業
石油などを原料に色々な製品を作るのを「化学工業」といいます。
「ナフサ」(「石油製品の王様」とも呼ばれる、化学製品の原料になる油)から
作られるプラスチックやビニールが有名です。

石油化学コンビナート:「ナフサ」を原料にして、さまざまな製品を効率よく
作るための「巨大な工場の集まり」(パイプラインでつながっています)。
原油はほとんどが中東からの輸入(タンカーで運ばれます)なので、
石油化学コンビナートもすべて太平洋ベルトに集中しています。



出典:塾技・社会p58
おもな石油化学コンビナート:
市原市(千葉県)、神栖市(茨城県)、川崎市(神奈川県)、四日市市(三重県)、
倉敷市・水島地区(岡山県)
機械工業:車
自動車:豊田市(愛知県)、横浜市(神奈川県)、広島市など
・部品3万点:組み立て工場の周りにたくさんの工場→企業城下町
「ジャストインタイム」方式。オートメーション化
「軽工業」(軽い+身近なもの):服、おもちゃ、缶詰
食料品工業
北海道の乳製品とか、千葉県野田市のしょうゆとか、沖縄県の(さとうきび→)砂糖とか
窯業(ようぎょう)
陶磁器、ガラスやセメントなどを作る工業。
陶磁器は、有田焼の佐賀県や美濃焼の岐阜県。
セメントは石灰石(日本で唯一自給される鉱物資源)が取れる
山口県・宇部市、埼玉県秩父市など。
繊維工業
衣服、糸、布など。
日本では、かつて生糸や綿織物がさかんだったが、1960年代頃から、
繊維工業は衰退。現在は98%の衣服が輸入(中国、ベトナム)。
伝統工芸品
「伝統マーク」(経済産業省が認定する)

伝統工芸品


| 漆器 | 輪島塗(石川県)、津軽塗(青森県) |
| 陶磁器 | 有田焼、伊万里焼(佐賀県)、益子焼(栃木県)、美濃焼(岐阜県)、信楽焼(滋賀県)、瀬戸焼(愛知県)、備前焼(岡山県) |
| その他 | 曲げわっぱ(秋田県)、南部鉄器(岩手県)、天童の将棋駒(山形県)、小千谷ちぢみ(新潟県)、加賀友禅(石川県)、西陣織(京都府)、土佐和紙(高知県) |






工業地帯
工業地帯、工業地域は、内容が多いので別記事をご利用ください。
三大工業地帯(旧四大工業地帯)・四大工業地域――中学受験!塾なしで勉強する方法