算数の問題は「図」「線分図」を書くと解けるものが多数あります。
そもそも、算数の問題に取り組む際には、何事によらず、「図」に
してみるという事が大事です。
ここで紹介する「和差算」も基本的には線分図で解けます。
解けますが、「公式」を知っておいた方が、より安定して答えを
求められますので、知っておきましょう。
和差算(線分図の公式版)
「和差算」とは、
2つの数の和と差が分かっている時に、
その2つの数のどちらか、または両方を求める方法
です。
和差算の公式
(1)小さい方を求める場合
小=(和-差)÷2
(2)大きいほうを求める場合
大=(和+差)÷2
例題)大小2つの数があり、和が31で差が11です。大小の数はいくつですか?
例題)1日は24時間です。昼が夜より40分長い日について、
(1)1日は何分ですか?
(2)この日の夜の長さと昼の長さはそれぞれ何時間何分ですか?
最初に説明したように、この問題はすべて「線分図」を
書くことでも求められます。
どちらのやり方でもできるようにしましょう。