地球は巨大な磁石(じしゃく)
出典:くらべてわかるできる子図鑑 p167
地球は巨大な磁石(じしゃく)になっていて、北極付近にS極
があり(方位磁針のN極をひきつける)、南極付近にN極が
あります(方位磁針のS極をひきつける)。
磁石を自由に動けるようにすると、南北を向いて止まります。
N極が北極(North)を向き、S極が南極(South)を向きます。
方位磁針は赤がN極、青がS極です。
磁力・磁石の基本
・磁力:磁石と磁石、磁石と鉄の間に働く力
・磁界:磁力が働いている空間
・磁力の向きはN極から出てS極に向かう(磁力線という)
・磁力はN極と、S極付近が最も強い(真ん中にいくほど磁力は弱い)
・鉄(くぎ、クリップ)やニッケルはひきつける。紙やアルミニウム、金、銅などはひきつけない
(上記の図では色付きがN極になります)
N極、S極付近での方位磁針の向きは大丈夫だと思いますが、真ん中付近
では、横になり、N極側に方位磁針のS、S極側に方位磁針のNがある事を
覚えましょう(ひきつけ合うわけですからね)。
折れた磁石:N極とS極ができる向きは同じ
折れた磁石でも、N極とS極ができる向きは同じです。
電流と磁界
導線に電流を流すと導線の回りに同心円状の磁界ができます。
導線の位置を方位磁針の上と下にすると、上と下では反対の向きに振れます。
出典:くらべてわかるできる子図鑑 p175
【方位磁針のN極の指す向きの決め方(「右手ばさみの法則」!)】
●右手と方位磁針の間に導線を置く(右手と方位磁針で導線をはさむ)
●親指以外の向きは電流の向きと同じにする
●親指を開く方向がN極の刺す方向です
【導線上の方位磁針の振れを大きくする方法】
1導線に流す電流を大きくする
2二重にした導線の間に方位磁石を入れる(図1)
(二重にした導線の上や下に置くと磁石N極が北を向いたままで振れません図2)