
電磁石とは?
鉄しん(芯)などに導線を巻いたコイルに電流を流すと
磁石の働きをしますが、それを電磁石と言います。
・コイル(導線を何回も巻いたもの)
コイルに鉄くぎなどを差し込んで電流を流します。
電磁石の極のでき方は4つ
電磁石のN極とS極は、コイルを巻く向きと乾電池の向きに
よって、以下の4つの場合があります。
N極になるかS極になるかは流れる電流の向きで
変わります。
電流は乾電池の「+」から「-」に向かって流れます。
磁石+電流と磁界で紹介した「右手ばさみの法則」
でN極がどちらかは分かります。
右手の親指以外の4本の指を電流の向きに合わせてコイルを握ると、
開いた親指の方がN極になります。
下図の左下の場合は、電流の向きに合わせてコイルを握ると図での
奥から握る事になり、右手の親指は向かって右になりますよね?
電磁石を強くする方法4つ
1 コイルに流れる電流を大きくする
2 コイルの巻き数を増やす
3 鉄しんを太くする
4 コイルの間隔をせまくする
電磁誘導
コイルに磁石を出し入れすると、コイルに電流が流れますが、
これを電磁誘導と言います。
磁石をコイルに1回出し入れすると、2回電流が流れます。
(磁石がコイルに入る瞬間と出る瞬間の2回です)