消化酵素の働き(消化と吸収②)

消化器官

「食べ物が通るルート」(消化官)

【口→食道→胃→十二指腸→小腸→大腸→肛門】

消化管を通る間に、体内に吸収されやすいように細かい物質に

分解され(消化)、小腸の柔毛で吸収されます。

消化を助ける消化液には、消化酵素が入っていて、それぞれ分解する

養分(栄養素)が決まっています。

画像出典『塾技100理科』p144

●口(だ液):アミラーゼ

●胃液:ペプシン

●肝臓:たん汁(じゅう)

消化液を出さないのは「食道」「たんのう」「大腸」!

消化器官のポイントはこの5点!

消化器官のポイント!

1)【消化液を出さないのは「食道」「たんのう」「大腸」!

2)小腸の柔毛の役割:表面積が大きくなり、養分を吸収しやすい水分の多くは小腸で吸収される

           ブドウ糖とアミノ酸は柔毛で吸収されて毛細血管に入る

3)たん汁(肝臓):肝臓で作られ、たんのうでためる。消化酵素ないが脂肪の分解を助ける

  すい液(すい臓):3大栄養素(でんぷん、タンパク質、脂肪)すべてに働く

4)人にあって魚にない器官:肺(魚はえら呼吸)と胃

5)肝臓の4つの働き:①古くなった赤血球を分解したん汁を作る ②養分を蓄える

          ③アルコールなどの解毒作用 ④アンモニアを尿素に変える

右の図・表から分かる事は例えば、

胃・胃液(ペプシン)は、タンパク質を消化してアミノ酸に変えるので、

タンパク質を多く含む【肉類】などを良く消化する

 

上記の図表を何度も見て、問題を解いて、理解を深めていってください。

 

消化酵素の働き(消化と吸収②)