「消化と吸収」の基本については下記記事で。
画像出典『塾技100理科』p144、146
たん汁以外の、消化液(だ液・胃液・すい液・腸液)の消化酵素は、
①働く相手が決まっています
②ヒトの体温である35~40℃の温度でもっとも良く働きます
③(働く前後で)消化酵素自体は変化しない
だ液の働きと温度:低温→高温は働く・高温→低温は働かない
画像出典『塾技100理科』p146
だ液の働きと温度:低温→高温は働く・高温→低温は働かない
0度→適温(ヒトの体温程度):だ液はでんぷんを糖に変える
80℃→適温:だ液の消化酵素(アミラーゼ)は壊れていて働かない
よって、上記の図では、「イ」を40℃程度の水に移すと、アミラーゼの
働きででんぷんのりは糖に変わりますが、「カ」は、80℃の時点で、
消化酵素が壊れているので、でんぷんのりは糖に変わりません。
小腸では(粒の小さい)ブドウ糖だけが吸収される
小腸では(粒の小さい)ブドウ糖だけが吸収されますが、それは以下の実験からわかります。
画像出典『塾技100理科』p146
●水温40℃でベネジクト液を袋の外の液に加えると、
Bの外の液は赤褐色の沈殿ができる●
「消化と吸収」の基本については下記記事で。