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金属線と電流
電流が流れやすい(抵抗が小さい)のは銀>銅>アルミ>鉄>ニクロム
ニクロムは、下記でまとめた「電熱線」によく使われる金属線です。
電源が同じ場合の金属線の抵抗と電流
●電源の電圧が同じなら、金属線の抵抗と電流は、長さと太さで決まる●
画像出典『塾技100理科』p86
これは図を見るとイメージで分かりそうですが、
■太さ(断面積)が一定なら、抵抗は長さに比例し、電流は長さに反比例します
(金属線が長ければ長いほど抵抗は大きくなり、電流は流れにくいです)
■(金属線の)長さが一定なら、抵抗は太さに反比例し、電流は太さに比例します
(金属線が太いほど、電流が流れやすくなり、抵抗は少なくなります)
電熱線:ドライヤーや電気ストーブ/ニクロム線が使われる
電熱線:電流を流すと熱を出す金属線(ドライヤーや電気ストーブなど)
電熱線には抵抗の大きいニクロム線がよく使われる
電熱線のつなぎ方と発熱量
直列つなぎ:電流はどこでも同じなので、発熱量は抵抗に比例
並列つなぎ:抵抗が小さい方に電流が流れるので、発熱量は抵抗に反比例
画像出典『塾技100理科』p86
電熱線を使って水を温める場合、(イメージできると思いますが)水温の
上昇は、電熱線の発熱量に比例します(水の量には当然反比例)。
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