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電流/電圧/抵抗
画像出典:「やさしい電気回路」
「電流」は流れる水
・電流=電気の流れ
・電流は+極から(豆電球等を通り)-極へ帰る
・電流の強さの単位はアンペア(A)やミリアンペア(mA)
「電圧」は電流(水)を押すピストンの力
・電圧=電流を流そうとするはたらき。単位はボルト(V)
電流と電圧の違いですが、電流は流れる水の量のイメージで、
電圧はそれを押すピストンの力というイメージです。
「抵抗」は邪魔するもの
・抵抗=電流の流れをさまたげるもの(水が出る穴の大きさ)
・抵抗の単位はオーム(Ω)
画像出典:「やさしい電気回路」
上記の図で説明すると、
【電圧】=ピストンを押す力(電流を流す働き)ボルト
【電流】=飛び出る水の力(電気の流れ)アンペア
【抵抗】=水が出る穴の大きさ(伝流の流れを妨げるもの)オーム
回路:電流が流れる道筋
電流は+極から(豆電球等を通り)-極へ帰りますが、
その流れを「回路」と言います。
回路を下記の記号で表した図を回路図と言います。
画像出典『塾技100理科』p82
出典:くらべてわかるできる子図鑑 p168
直列つなぎ・並列つなぎ
回路(回路図)のつなぎ方は「直列」と「並列」があります。
直列:電流の通る道筋が1本道
並列:電流の通る道筋が枝分かれする
明るさは
1 乾電池2つの直列
2 並列つなぎ(豆電球も乾電池も同じ)=豆電球1個+乾電池1個
3 豆電球2つの直列
の順番になります。
→「乾電池直列」は強い電流が流れる
→「乾電池並列」は乾電池1個の時と同じ電流
→「豆電球直列」は電流が弱くなる
→「豆電球並列」は豆電球1個の時と同じ電流
画像出典『塾技100理科』p82
出典:くらべてわかるできる子図鑑 p168
電流計・電圧計のつなぎ方
画像出典『塾技100理科』p82
1 電流計は直列につなぎます(電圧計は並列)
2 +端子を電源(乾電池)の+極側につなぎます
3 -端子は一番値の大きい端子からつなぎます(電流計が壊れないため)
ショート
乾電池の+極から出た電流が、豆電球などの抵抗を通らず、直接
-極に戻る事をショートと言います。
ショートが起こる原因は、電流は抵抗のない流れやすい道を通ろう
とするからです。豆電球等の抵抗は適切に配置する必要があります。
ショートすると導線や乾電池に一気に電流が流れこんで、熱が
発生し危ないです。
画像出典『塾技100理科』p82
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