豆電球の明るさ(直列・並列の電流の大きさ求め方)―中学受験+塾なしの勉強法

(関連記事)

電流と回路(直列・並列)

「電流」「電圧」「回路」などについては上記の

関連記事をどうぞ。

電流と発熱:電流が流れやすいのは銀>銅>アルミ>鉄>ニクロム

オームの法則:複数の抵抗があるパターンと合成抵抗がポイント!

  

 

豆電球の明るさ

電流と回路(直列・並列)

にまとめましたが、

回路(回路図)のつなぎ方は「直列」と「並列」があります。

直列:電流の通る道筋が1本道

   回路を流れる電流の大きさはどこでも同じ

   乾電池が多いほど電流は大きい

   抵抗となる豆電球が多いほど電流は小さい

【直列回路に流れる電流の大きさの求め方】

●乾電池1/豆電球1の電流を「1」とする

   乾電池の直列個数

●―――――――――――――

   豆電球の直列個数

どちらも「直列回路」です。

左の図は乾電池1・豆電球1なので電流「1」です(とします)。

(そうすると)右の図は乾電池3・豆電球2なので3/2=1.5、電流「1.5」となります。

左の回路より右の回路は1.5倍の電流が流れています。

 

並列:電流の通る道筋が枝分かれする

   回路を流れる電流ははかる場所によって変わる 

【並列回路に流れる電流の大きさの求め方】

1 並列の部分を(一方を隠し)直列として1ヶ所ずつ求める

2 1をした上で、最後に電流の大きさを求める

画像出典『塾技100理科』p84

 

複雑な回路(直列と並列が混じった)の電流の求め方

【複雑な回路に流れる電流の大きさの求め方】

   乾電池の直列個数

●―――――――――――――

   豆電球の直列個数

上記の式の「豆電球の直列個数」を少し修正します。

1 並列部分の豆電球を「1/並列個数」個の豆電球と考えます

2 その上で、「直列回路」と考えて式にあてはめます

画像出典『塾技100理科』p84

考え方としては、「豆電球2個の並列=1/2の豆電球分」は、電流が

二手に分かれて通りやすくなるので、抵抗(じゃま)が半分になるか

らということになります。

最初は分かりづいらかもしれませんが、問題を解きながら、慣れてく

ださい・・・。

  

(関連記事)

電流と回路(直列・並列)

電流と発熱:電流が流れやすいのは銀>銅>アルミ>鉄>ニクロム

オームの法則:複数の抵抗があるパターンと合成抵抗がポイント!