*この記事では特別に説明がない場合「食料自給率」=カロリーを基準にしたものとします
2020年度の食料自給率は37% 平成5年度や30年度と並び過去最低に
2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)、国内で消費された食料がどれだけ
国産でまかなわれたかを示す食料自給率は、昨年度カロリー基準で37%となり、
平成30年度などと並んで過去最低となりました。
農林水産省によると、2020年度の食料自給率はカロリー基準で前の年度に比べて
1ポイント下がり、37%となりました。
これは、平成5年度や、平成30年度と並び、過去最低です。
理由としては、豊作だった前の年度に比べて国内の小麦の生産量が減ったことや、
国産の割合が高いコメの消費が減っていることがあります。
食料自給率としては、コメが98%、野菜が76%、砂糖類が36%、畜産物が16%、
小麦が15%などとなっています。
政府は、カロリーを基準にした食料自給率を2030年度に45%にする目標を掲げて
いますが、依然として達成のめどは立っていません。
(一方、生産額を基準にした食料自給率は、外食用に使われることが多い魚介類や
砂糖などの輸入額が減ったことなどから前の年度を1ポイント上回り、67%とな
りました。)
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— 塾なしで中学受験するブログ (@bunponcom) August 26, 2021
食料自給率と中学受験の時事問題のポイント
1 「食料自給率」の基準は40%
2 2020年度の食料自給率は過去最低で37%
3 (食料自給率低下の理由は)「国産の割合の高い米の消費低迷」「小麦の生産減」
4 (主要作物の食料自給率)コメ98%、野菜76%、砂糖類36%、畜産物16%、小麦15%
5 政府は食料自給率の目標を(2030年度)に45%としている
出典:https://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2019/190807-38855.php
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