都立中高一貫校・2023年(令和5年)度募集から願書で男女別の性別記入を削除+報告書から出欠記録を削除:男女別定員は廃止?

2022年6月16日東京都教育庁は、2023年(令和5年)度、東京都立中等教育学校

と東京都立中学校入学者決定に関する実施要綱・同細目を公表しました。

多くの点は例年通りですが大きな変更点が2つありました。

 

都立中高一貫校・2023年(令和5年)度募集から願書で男女別の性別記入を削除+報告書から出欠記録を削除:男女別定員は廃止?

【都立中高一貫校・2023年募集から願書で男女別の性別記入を削除】

【都立中高一貫校・2023年募集から報告書から出欠記録を削除】

出典:東京都教育庁

 

東京都教育庁のHPに記載のPDFに書かれているので間違いない情報です。

この2点のポイントを以下で検討します。

 

【都立中高一貫校・2023年(令和5年)度募集から願書で男女別の性別記入を削除】

【都立中高一貫校・2023年(令和5年)度募集から願書で男女別の性別記入を削除】

合格者・入学者の枠から男女別の定員をなくすとしたら大ごとです

 

都立中高一貫校の定員は、2022年(令和4年)度までは、キッチリと男女別で

決まっていて、合格者数=募集定員という点もポイントでした。水増し合格ゼロ

という事ですね。

これが仮に性別関係なく合格者を決定していくとなると、かなりの大きな変化

になります。

良く知られているように、小学校6年生時点では、女子の方が概して成績は良い

です。有意な男女差があると言われています。

都立中高一貫校では、入学辞退者が出るとその人数分繰り上げ合格が行われますが、

その際には男女関係なく成績順に選ばれます。そのため、繰り上げ合格者はほとんど

が女子になると言われています

(うちの子が入学した都立中高一貫校でも、その代では女子の方が入学者が多く

なっており、これは繰り上げ合格者はほとんどが女子だったからと思われます)

 

現段階(2022年6月)では、都立中高一貫校で、

2023年(令和5年)度募集から願書で男女別の性別記入を削除

する事は発表されているものの、募集人員を男女別にするのをやめるか

どうかはまだ発表されていません。

東京都教育庁のHPには

「「令和5年度都立高等学校等第一学年生徒募集人員」に定める(令和4年10月発表予定)。」

とあります。

とはいえ、願書で性別を記入する欄がないのなら、性別で分ける事は

原理的にできなくなるのでは?と思うのですが・・・。

 

2023年(令和5年)度の、都立中高一貫校の受検の詳細が気になりますね。

 

仮に、都立中高一貫校の募集で男女別定員を辞めて、完全に一本化した場合、

女子のボーダーラインの子にはかなり有利になります

一学年の定員が160名の学校であれば、合格者が男子60名・女子100名となる

可能性もあります。

 

なお、神奈川県立相模原中等教育学校(四谷大塚偏差値58くらいなので、都立中高

一貫と同レベル)では令和4年度からすでに男女別の募集をやめています。

HPを見ると、募集160名・合格160名となっていて、性別についての記載は

ありませんね。

 

これの流れの一環とすると、都立中高一貫校でも、

2023年(令和5年)度募集から男女別定員はなくなり、受検者すべてが

一つの基準(受検の点数+報告書の点数)で選抜される可能性が高そう

です。

 

【都立中高一貫校・2023年募集から報告書から出欠記録を削除】

【都立中高一貫校・2023年募集から報告書から出欠記録を削除】

この点は、男女別の定員が変わるのでは?という事ほどではないですが、

それなりに大事です。

 

都立中高一貫校の報告書は、小学校5・6年次の成績を点数化したもの

です(6年生は2学期まで)。

ですので、もともと出欠記録は点数には入っていないと思われます。

とはいえ、不登校の子などで、出席日数があきらかに少ない子などは、やはり

報告書に出欠記録が書かれるという事実だけでビビッてしまいそうです。

 

それが明確になくなるという事は、これまで以上に純粋に小学校の成績=

報告書の点数であると考えて良い事になりそうです。

 

まとめ

以上、

都立中高一貫校・2023年(令和5年)度募集から願書で男女別の性別記入を削除+報告書から出欠記録を削除:男女別定員は廃止?

でした。

 

東京都教育庁が10月に発表予定の

「令和5年度(2023年度)都立高等学校等第一学年生徒募集人員」

が注目されます。