都立中高一貫校の倍率(実質倍率)・2023年度(令和5年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

2023年度(令和5年度)の都立中高一貫校の倍率が2023年1月23日(月)

に東京都教育委員会から発表されました(一般枠)。

一般枠の倍率は、全体で4.45倍(2022年度は4.66倍)でした。募集人員が

1569人に対して、応募人員が6989人となっています。

最も倍率が高いのが、三鷹中等教育学校の5.78倍です。

(関連記事・最新の2024年度の都立中倍率です)

都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2024年度(令和6年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

出典:東京都教育委員会

 

都立中高一貫校の倍率・2023年度(令和5年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

【都立中高一貫校の倍率・2023年度(令和5年度)・一般枠】

小石川中等 募集155人 応募 男356人 女389人 計745人 倍率4.81倍

白鷗高校附属 募集164人 応募 男307人 女439人 計746人 倍率4.56倍

両国高校附属 募集160人 応募 男393人 女382人 計775人 倍率4.84倍

桜修館中等 募集160人 応募 男357人 女507人 計864人 倍率5.4倍

富士高校附属 募集160人 応募 男268人 女306人 計574人 倍率3.59倍

大泉高校附属 募集160人 応募 男323人 女411人 計734人 倍率4.59倍

南多摩中等 募集160人 応募 男308人 女354人 計662人 倍率4.14倍

立川国際 募集130人 応募 男213人 女281人 計494人 倍率3.8倍

武蔵高校附属 募集160人 応募 男246人 女225人 計471人 倍率2.94倍

三鷹中等 募集160人 応募 男404人 女520人 計924人 倍率5.78倍

※小石川中等教育学校の一般枠募集の男女別募集人員は、男子、女子各80名

から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。

※白鷗高等学校附属中学校の一般枠募集の男女別募集人員は、男子、女子各85名

から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。

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都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2024年度(令和6年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

一般枠の倍率は、全体で4.45倍(2022年度は4.66倍)でした。募集人員が

1569人に対して、応募人員が6989人となっています。

最も倍率が高いのが、三鷹中等教育学校の5.78倍です。

 

個別にみると、

立川国際 男-29% 女-23%

桜修館 男+7% 女+3%

大泉 男-6% 女+5%

三鷹 男-11% 女+6%

武蔵 男-1% 女-9%

両国 男-2% 女±0%

小石川 男+3% 女+6%

という感じです。

立川国際は付属小学校が開校して敬遠された感じでしょうか?

三鷹中等は2022年度に続いて、倍率が最も高い都立中学になり

ましたが、男子は10%以上減って、女子が6%増えています。

理由は・・・分かりません!

出典:東京都教育委員会

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都立中高一貫校の実質倍率・2023年度(令和5年度)・一般枠

以下は、2023年2月3日(金)に実際にそれぞれの都立中学を受検した

人数です(東京都教育委員会発表なので正確でしょう)。

2月1日~2日に難関私立等に合格して出願したけれども都立中を受検

しない層が毎年一定数います。

都立中の実質倍率が分かります。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/secondary_school/application/files/release20230209_01/doc_01.pdf

【都立中高一貫校の実質倍率・2023年度(令和5年度)・一般枠】

小石川中等 募集155人 応募 男356人 女389人 計745人 倍率4.81倍

        募集160人 受検 男325人 女360人 計685人 実質倍率4.28倍       

白鷗高校附属 募集164人 応募 男307人 女439人 計746人 倍率4.56倍

       募集166人 受検 男282人 女412人 計694人 実質倍率4.18倍

両国高校附属 募集160人 応募 男393人 女382人 計775人 倍率4.84倍

             受検 男373人 女371人 計744人 実質倍率4.65倍

桜修館中等 募集160人 応募 男357人 女507人 計864人 倍率5.4倍

            受検 男340人 女469人 計809人 実質倍率5.06倍

富士高校附属 募集160人 応募 男268人 女306人 計574人 倍率3.59倍

             受検 男257人 女297人 計554人 実質倍率3.46倍

大泉高校附属 募集160人 応募 男323人 女411人 計734人 倍率4.59倍

            受検 男312人 女388人 計700人 実質倍率4.37倍

南多摩中等 募集160人 応募 男308人 女354人 計662人 倍率4.14倍

            受検 男303人 女344人 計647人 実質倍率4.04倍

立川国際 募集130人 応募 男213人 女281人 計494人 倍率3.8倍

           受検 男204人 女271人 計475人 実質倍率3.65倍

武蔵高校附属 募集160人 応募 男246人 女225人 計471人 倍率2.94倍

           受検 男238人 女215人 計453人 実質倍率2.83倍

三鷹中等 募集160人 応募 男404人 女520人 計924人 倍率5.78倍

           受検 男387人 女500人 計887人 実質倍率5.54倍

小石川と白鷗が募集人数が、変わっているのは「特別枠」の影響かと

思われます。その2校以外は募集人数は当初のままです。

実質倍率をみると、都立武蔵と三鷹中等の差が大きいですね。

同じ多摩地区にあるので、都立武蔵を割けて三鷹中を受ける小学生が

多いのが分かります。特に女子ですね。偏差値はどちらも高いですが、

都立武蔵の方がより高いので、なぜこういった違いが生まれるのか

気になりますね。

 

まとめ:都立中高一貫校の倍率・2023年度(令和5年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

都立の中高一貫校は、高倍率が続いていますが、設立当初の「10倍を超える」

ような倍率はなくなってきました。

とはいえ、「記念受験組」がぬけただけで、実質的な倍率は高いままで、

偏差値的にも、四谷大塚の偏差値で55~70前後の難関~最難関の学校だけ

しかありませんので、「都立中高一貫校は入るのが大変」という事実はそん

なに変わらないかもしれません。

 

また、立川国際中等の倍率が下がっているのは、2022年4月に開校した、

東京都立立川国際中等教育学校附属小学校

の影響かもしれません。

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