南多摩中等教育学校の適性検査・報告書・配点・攻略法!都立中高一貫!(八王子市)

都立中高一貫校の「受検」は「報告書」+「適性検査」の

総合点で合否が決まります。

都立中高一貫校は10校あり(千代田区立九段中等を入れると11校)

ますが、すべての学校で、配点や報告書の割合、適性検査の中身が

微妙に違うので、その詳細を知っておいた方が戦いやすいです。

この記事では、

南多摩中等教育学校の適性検査・報告書・配点・攻略法!都立中高一貫!

としてまとめています。

先に結論を。

南多摩中等教育学校​適性検査・報告書のポイント・攻略法

報告書 適性Ⅰ 適性Ⅱ 適性Ⅲ 合計 報告書の割合
200 268 532 1000 20%

●適性検査Ⅰが全体の26%強を占める+独自問題

●適性検査Ⅱが全体の半分以上の配点

●「報告書」の「3」と「2」の差が2倍と大きい

 

都立中高一貫校の配点(2023年度・令和5年度)と独自問題・共通問題

都立中高一貫校の配点(2023年度・令和5年度)
  報告書 適性Ⅰ 適性Ⅱ 適性Ⅲ 合計 報告書の割合
小石川中等 200 200 200 200 800 25%
白鷗高校附属中学 200 300 300 200 1000 20%
両国高校附属中学 200 300 200 300 1000 20%
桜修館中等 300 200 500   1000 30%
富士高校附属中学 300 200 200 300 1000 30%
大泉高校附属中学 300 200 200 300 1000 30%
南多摩中等 200 268 532   1000 20%
立川国際中等 250 250 500   1000 25%
武蔵高校附属中学 400 400 400 400 1600 25%
三鷹中等 200 300 500   1000 20%

 

都立中高一貫校の独自問題・共通問題
  適性Ⅰ作文 適性Ⅱ大問1算数 適性Ⅱ大問2社会 適性Ⅱ大問3理科 適性Ⅲ数理
小石川        〇     〇
白鷗   〇         〇
両国           〇
桜修館   〇    〇       ー
富士           〇
大泉           〇
南多摩            ー
立川国際   〇         ー
都立武蔵        〇     〇
三鷹   〇    〇       ー

空欄が共通問題です。〇が独自問題。ーは適性検査Ⅲがない学校です。

適性検査Ⅲのない学校(南多摩中等や三鷹中等)は、すべての学校で作文

に独自問題を出しています。数理がないので文系に強い子に有利かもしれ

ません。

逆に、適性検査Ⅲを実施する学校はすべて独自問題となっていますので、

小石川や都立武蔵、都立両国を受検する場合は、適性検査Ⅲの独自問題に

慣れておく事が必須でしょう。

では、以下で南多摩中等教育学校の適性検査・報告書・配点を詳細に

確認していきます。

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南多摩中等教育学校の適性検査・報告書・配点・攻略法!

南多摩中等教育学校の適性検査・報告書のポイント・攻略法

報告書 適性Ⅰ 適性Ⅱ 適性Ⅲ 合計 報告書の割合
200 268 532 1000 20%

●適性検査Ⅰが全体の26%強を占める+独自問題

●適性検査Ⅱが全体の半分以上の配点

●「報告書」の「3」と「2」の差が2倍と大きい

(2023年度・令和5年度の南多摩中等教育学校の募集要項を参照しています)

南多摩中等教育学校の配点

報告書 適性Ⅰ 適性Ⅱ 適性Ⅲ 合計 報告書の割合
200 268 532 1000 20%

南多摩中等教育学校の配点は、

報告書点:360点→200点(換算後)

適性検査Ⅰ得点:100点(換算後268点)

適性検査Ⅱ得点:200点(換算後532点)

適性検査Ⅲ得点:なし

南多摩中学は、適性検査Ⅰ得点+適性検査Ⅱ得点の合計300点を

800点に換算するという形になっています。

ですので、

総合点:200点+800点=1000点満点

となります。

南多摩中等教育学校の配点のポイントは、やはり

・適性検査Ⅰが全体の26%強を占める+独自問題

・適性検査Ⅱが全体の半分以上の配点

(適性検査Ⅲはなし)

という所でしょう。小学校の成績+適性検査Ⅱでの勝負

なりそうです。

 

南多摩中等教育学校の報告書:「3」と「2」の違いは?

報告書 適性Ⅰ 適性Ⅱ 適性Ⅲ 合計 報告書の割合
200 268 532 1000 20%

●報告書の満点は360点で、これを200点(全体の20%)に換算します

●報告書の「3」と「2」の「差」は20:10なので2倍(大きい差です)

また「1」だと「3」と比べて5倍です

報告書は全体の20%ですが、仮に「2」がたくさんあるとという配点ですね・・・

そもそも受検生のレベルは高いので、「1」が複数あると厳しいかもしれません。

 

南多摩中等教育学校の適性検査

南多摩中等教育学校の適性検査は、Ⅰ、Ⅱ(Ⅲはなし)の配点が以下です。

報告書 適性Ⅰ 適性Ⅱ 適性Ⅲ 合計 報告書の割合
200 268 532 1000 20%

適性検査Ⅰだけが独自問題でさらに配点は26%強となっています。

適性検査Ⅱは全体の半分以上の配点です。

数理の適性検査Ⅲがないので、やや文系よりかもしれません。

  適性Ⅰ作文 適性Ⅱ大問1算数 適性Ⅱ大問2社会 適性Ⅱ大問3理科 適性Ⅲ数理
南多摩   〇              ー

 

まとめ

以上、

南多摩中等教育学校の適性検査・報告書・配点・攻略法!都立中高一貫!(八王子市)

でした。

南多摩中等教育学校​の適性検査・報告書のポイント・攻略法

報告書 適性Ⅰ 適性Ⅱ 適性Ⅲ 合計 報告書の割合
200 268 532    – 1000 20%

●適性検査Ⅰが全体の26%強を占める+独自問題

●適性検査Ⅱが全体の半分以上の配点

●「報告書」の「3」と「2」の差が2倍と大きい

都立中高一貫の中学校に「簡単」な学校はありません。

南多摩中等教育学校も四谷大塚偏差値で60前後の

難関校です。

ですので、「報告書」「適性検査」でそれなりの結果を出すことが

合格には求められますが、適性検査Ⅱが全体の5割を超えますので、

そこで圧倒的に差を付けられれば?

南多摩中等教育学校へのアクセスは

JR中央線八王子駅から徒歩12分

京王線京王八王子駅より徒歩3分

との事です。

住所は〒192-8562 東京都八王子市明神町4-20-1となっています。

 

都立中高一貫校の中ではもっとも西にある学校です。

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