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柱状図の問題は、「標高差の有無」と「かぎ層+ぎょう灰岩」がポイント!
柱状図
1)地面を円筒状にくり抜いて地層を調べる事をボーリング調査と言います
2)ボーリング調査で取り出した地層の重なり方を柱状に表した図を柱状図と言います
3)いくつかの離れた地点の柱状図を比べると地層の広がりを知る事ができます
ボーリング調査のイメージ 柱状図(画像出典『塾技100理科』p204)
かぎ層
かぎ層:地層の広がりの手がかりとなる層。ぎょう灰岩(火山灰)の層等が使われる
標高が同じ地点どうしを比べる方法(標高差がない地点の柱状図)
●柱状図の「かぎ層」の地表からの深さをそのまま比較する●
1)図1からA,B,Cは標高が同じなので、図2の地表からの深さをそのまま比較できる
2)「ぎょう灰岩」の傾きからAとBは水平。C(東)の方向に地層が低く傾いている
標高が違う地点どうしを比べる方法(標高差がある地点の柱状図)
●かぎ層となるぎょう灰岩の上の面の標高を求めて比べる●
1)A,B,Cは標高が全部違う→「ぎょう灰岩」の上の標高を比べる
2)A80-8=72m B90ー24=66m C70-4=66m
3)B-C(北南)は水平、A-B(東西)は西に向かって低くなっている
画像出典『塾技100理科』p204
柱状図の問題は、「標高差の有無」と「かぎ層+ぎょう灰岩」がポイント!
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