
「読める」ためにも「速く読める」ためにも「語い力」は必須の力です。
逆に言うと、語い力が低いままだと、高いレベル(偏差値で言うと、四谷大塚で
55以上)にはほぼ到達しません。
理由は、
・「語い力」が低いとそもそも内容が分からない
・「語い力」が低いと速く読めない
からです。言ってしまうと致命的なんですよね。
★語い力を複利で増やすための4つのルール!中国受験の国語について★
1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する
2 自分でも、
3 語いのドリルをやる(
4 短時間で良いので、日々のルーティンに「語い力トレーニング」
語い力がないと、そもそも評論や小説の「話が分からない」です。
おじいさん、おばあさんと小学生の話で「孫」という語いを知らなけ
ればそれは、正確な読みにはなりようがありません。
日本の文化の話をしていて、「大晦日(おおみそか)」という語いを知らなければ、
それは、正確な読みにはなりようがありません。
技術の前に基礎体力なんです。
では、どうすれば、中学受験に必要な語い力を身につけられるのか?
以下、具体的に私が教えている方法を4点にまとめました。
結論を先に書くと、
語いを増やす方法4点をすべて実行し、複利的に語いを増やす
事が最も合理的で効率的です。
★語い力を複利で増やすための4つのルール!中国受験の国語について★
1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する
2 分からない語いが出てきた時はすぐにご両親に聞く習慣をつける
3 語いのドリルをやる(
4 短時間で良いので、日々のルーティンに「語い力トレーニング」
1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する
これは、通塾している場合は、先生次第となります。
個別指導の場合などであれば、その場で確認もできるでしょうが、
現実的には、ほとんどの子は、知らない語いをそのままスルーします。
だから、こちら(教える側)から、「この言葉意味わかる?」と聞いてあげる
必要があります。
小学生の場合、大人なら当たり前の言葉を普通に知らなかったりします。
私が経験した例では
「孫」「大晦日(おおみそか)」「畑」 and so on.
例えば、「尊重」や「配慮」
意味になりますが、それがプラスかマイナスか分からないと、読解して、
正答を導き出すことはできないというイメージです。
完全にその言葉の意味を説明できる必要はないですが、まずは、
【おぼろげでもどういったニュアンス(プラスかマイナス)
ことが大事です。
そういった意味でも、
国語の読解の授業の時に出てくる語いで分からないものを
ほったらかしにしない事は極めて大事
です。
ただし、繰り返しになりますが、それを自分で意識的にやる(できる)小学生は
ほぼいないので、その点は講師が意識的にやるべきです。
そういったやり方は集団塾ではかなり難しいですけどね。
★語い力を複利で増やすための4つのルール!中国受験の国語について★
1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する
2 分からない語いが出てきた時はすぐにご両親に聞く習慣をつける
3 語いのドリルをやる(
4 短時間で良いので、日々のルーティンに「語い力トレーニング」
2 分からない語いが出てきた時はすぐにご両親に聞く習慣をつける
「1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する」
に関しては、正直、教える人次第です。
ですが、こちら、
「2 自分でも、
については、それこそ家庭環境、習慣次第です。
個々の家庭で意識してやるべきです。
特に、「言葉の意味」を(伴走者である事が多い)両親に聞く習慣はとても
大事です。
「知らない言葉が出てきた時に、小学生が、ほっといても、自分で辞書を調べて~」
という流れはかなりのレアケースですし、そもそも効率が良くありません。
知らない言葉が出てきたら、その都度、親に聞く事を私は勧めています。
また、伴走者(お母さんかお父さんであるケースがほとんど)も意識して、
多少わざとらしくでも構わないので(プロレスをイメージすると良いかも
しれません)、「この言葉の意味わかる」といった形で、習慣化する事が
重要です。
言い方を変えると、「知らない言葉を知らないままで通過しない」という
ことです。
★語い力を複利で増やすための4つのルール!中国受験の国語について★
1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する
2 自分でも、
3 語いのドリルをやる(
4 短時間で良いので、日々のルーティンに「語い力トレーニング」
3 語いのドリルをやる( 中学受験用であればどんなものでも良いです)
次が、いわゆる一般的な学習法である、「語いのドリルをやる」という
かたちです。
「1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する」
「2 分からない語いが出てきた時はすぐにご両親に聞く習慣をつける」
これが普段からできていると、
「3 語いのドリルをやる(
こちらの効果が高くなります。特に複利的な効果が出てきます。
(「複利は人類最大の発明」アインシュタインの言葉とされています)
ドリルとしては、中学受験用であればなんでも良いです。
自分(お子さん)にあったレベルのものかどうかだけを確認してください。
例えば「語彙力アップ1300」。
こちらは基礎~
多くの家庭で使われています。
もちろん、既にお持ちの物があればそれで構いません。
★語い力を複利で増やすための4つのルール!中国受験の国語について★
1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する
2 自分でも、
3 語いのドリルをやる(
4 短時間で良いので、日々のルーティンに「語い力トレーニング」
4 短時間で良いので、日々のルーティンに「語い力トレーニング」 を入れる
ご存じのように、ドリルがあってもやらなければ意味はありません。
これを継続することは意外と難しいです。
だって、正直、あまり面白いものではないですからね…。
継続するためにやりやすいのは、
日々のルーティンに組み込み、短時間でも毎日やる
事です。
まあ、朝ですかね。5分でも良いと思います。
まとめ:語い力を複利で増やす!中国受験の国語について
★語い力を複利で増やすための4つのルール!中国受験の国語について★
1 zoom授業時に分からないかもしれない語いを意識して説明する
2 自分でも、
3 語いのドリルをやる(
4 短時間で良いので、日々のルーティンに「語い力トレーニング」
大事な事は、上記の点をすべてやる事で複利的な効果を得る
という事です。
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