水溶液の種類3つ・特徴3つ・蒸発させると?速くとかす方法3つ
水溶液の重さと濃度
水溶液の重さ
●水溶液の重さ=水の重さ+溶けているものの重さ●
(例:水200g+砂糖50gなら、〔砂糖の)水溶液は250g)
水溶液の濃度
水溶液全体の重さに対する溶けているものの重さの割合で表します。
式は以下です。
溶けている物の重さ(g)
水溶液の濃度(%)―――――――――――――×100
水溶液の重さ(g)
水200g+砂糖50g、〔砂糖の)水溶液250gなら
50/250×100=20% 濃度は20%ですね
同じ物を溶かした水溶液〔例えば塩)で、体積が同じ場合、
濃度が濃い方が重さは重くなります。
飽和水溶液
飽和水溶液:ある温度の水に物をとかし、それ以上溶けなくなった状態
飽和水溶液の濃度は、温度が同じなら、量に関わらず同じ%になる
(砂糖なら全て同じ甘さ。もちろん水が増えれば溶ける砂糖は増える)
画像出典『塾技100理科』p13
上の表は、色々な温度の水100gに溶かすことができるホウ酸の
最大量です。
60℃の水80gにホウ酸を溶けるだけ溶かした水溶液の濃度は何%
ですか?小数第二位を四捨五入して、小数第一位まで求めなさい。
15×80/100=12
60℃・80gの水に溶ける最大の量のホウ酸は12gですね?
水溶液は80+12=92g
12/92×100=13.04
答え)13%
水溶液の濃度に関しては、とけのこった物や結晶は濃度に
含みません。とけているものにも、水溶液の重さにも
いれないという事です。
溶けている物の重さが水溶液全体に対して
どれだけの割合かだけをみます。
水溶液の種類3つ・特徴3つ・蒸発させると?速くとかす方法3つ