
出典:https://www.chizu-seisaku.com/geography/c-11/
2021年現在、日本は「少子高齢化」(子供が少なく、高齢者が多い)の
問題を抱えています。(2019年の数字で)日本の「高齢化率」は世界1位です。
幼年人口(14歳以下)・生産年齢人口(15~64歳)・老年人口(65歳以上)
「幼年人口」(年少人口):14歳以下
「生産年齢人口」:15歳~64歳
「老年人口」:65歳以上
*「生産年齢人口」を完璧にしておけば他はその下と上ですから
「高齢化社会→高齢化社会→超高齢化社会」の定義!7の倍数!
高齢化社会:老年人口が人口の7%以上
高齢社会:老年人口が人口の14%以上
超高齢社会:老年人口が人口の21%以上
*「7%」の倍数で定義が「高齢化→高齢→超高齢」となりますので覚えやすいですね?
★「限界集落」:(特定の地域や集落で)65歳以上(老年人口)が半数以上のところ
日本では、1970年から高齢化社会になっています(当時の高齢化率7%位、2021年27%)。
日本は、1994年に高齢社会になっています。
日本は、2007年に超高齢社会になっています。
(2019年の数字で)日本の「高齢化率」(28%)は世界1位です。
アメリカ38位(16%)、若いの(194位)はアラブ首長国連邦(1.16%)
日本の年齢別人口(人口ピラミッド)の移り変わり
出典:https://www.chizu-seisaku.com/geography/c-11/
(「富士山型」(開発途上国など)、「つりがね型」(ベビーブーム)、「つぼ型」(先進国)
日本では戦後、第一次ベビーブームが起き、「団塊の世代」(1947年~49年
生まれ。49年の出生数は69万人)と言われるボリューム層が生まれました。
その後、団塊の世代が子供を作り、第二次ベビーブームが起きました。
1971年から74年(73年生まれの210万人が最多)に生まれた層で、
「団塊ジュニア」と言われています。
その後、「団塊ジュニア」達が大人になる頃には、婚姻率の低下等も
あり、出生率が下がっていきました。
日本の出生数推移は以下の通りです。
出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200925-00199452/
2010年代の半ばには年間の出生数が100万人を割っています。
人口のボリュームゾーンである団塊の世代が高齢化し、その子供たち(団塊ジュニア)
が(相対的に)子供を作らないので、必然的に「少子高齢化」(少子化問題)社会
に日本はなっています(それもかなりの勢いで…)。