正答率50%を全問正解で偏差値60!:中学受験必勝法!

中学受験必勝法として、

正答率50%以上の問題を全問正解で偏差値60!

という事を覚えておいてください。

全問正解(100点満点)は不要です

正答率50%以上の問題を全て正解すると偏差値58~60になります

模試の見直しも(まずは)正答率50%以上で間違えたものだけでいいです

★要するに「基本」が大事です

中学受験において「偏差値60」というのは、色々な意味で最上位層を

表します。上位層であることは間違いないですが、模試によって受験者層が

違うので、ここでは断りのない限り、「偏差値=四谷大塚の偏差値」とご理解ください。

出典:『二月の勝者』2巻より

「中学受験の偏差値」については下記の記事をどうぞ。

先に結論を書くと、愚直な努力で到達できるところ、それが「偏差値60」です。

全問正解(100点満点)は不要です

さて、では中学受験で「偏差値60」を目指すのに必要な事

なんでしょうか?

●他の子が解けない難問を正解する?

●得意科目で100点に近い点数を取れるようにする?

●ひたすら根性で勉強する?

どれも正しいと言えば正しいですが、どれも大変そうですよね?

より合理的に偏差値60に至るルートがあります。

結論の前に、事実として以下の点を知っておいてください。

★模試でも本番でも100点満点の子はほぼ存在しません★

四谷大塚や日能研、サピックス(SAPIX)、首都圏模試等々、多くの主催者が

中学受験用の模擬試験を開催していますが、どの結果を見ても、「満点」の子

はほとんど存在しません。

また「声の教育社」が出している過去問集には、発表している学校の場合、

「合格最低点」「合格最高点」や各教科の「受験者平均点」「合格者平均点」

などとても便利な数字が載っています。

  

それらの数字を見てわかるのは、やはり「満点は必要ない」という事です。

(個人的にはどうかと思いますが、難関中学では「合格者の平均点」が

満点の5割程度の所もあります。難しくしすぎやろ)

模擬試験では、より詳細に各教科、各問題についての数字が出ます。

結論を書きます。

中学受験で「偏差値60」を目指すのに必要な事は、

正答率50%以上の問題を全て正解する事です。

 

正答率50%以上の問題を全て正解すると偏差値58~60

実際の入試問題では、さすがに各問題ごとの正答率は出ませんが、

模試はすべて出ます。

正答率50%以上の問題を全て正解すると偏差値58~60になります。

受験者層が違うので、模試によって「偏差値60」の意味は変わりますが、

上位10%程度になる「偏差値60」になるために必要な事が、

正答率50%以上の問題を全て正解する事

であるのは、SAPIXでも首都圏模試でもそう変わりません。

つまり、

●他の子が解けない難問を正解する?→不要

●得意科目で100点に近い点数を取れるようにする?→不要

●ひたすら根性で勉強する?→不要

もちろん上記の点はできるのであればそれに越したことは

ありませんが、少なくとも「偏差値60」を目指すにあたっては

合理的ではありません。

他の子(同じ模試を受けた子の半分以上)ができている問題を

きちんとできるようにする。

これがもっとも合理的に「偏差値60」に至るルートです。

  

上記の問題集は「首都圏模試」で「正答率50%以上」の問題を集めています。

模試の見直しも(まずは)正答率50%以上で間違えたものだけでいいです

そうすると、意外と大変な「模試の見直し」「解き直し」も、

(まずは)正答率50%以上で間違えたものだけでいいです。

理由は、正答率が10%未満のような問題を解けるようにするよりも、

正答率50%以上の問題を全て正解する事

の方がはるかに簡単で、合理的だからです。

もちろん難問を解けるようにする事は良いことですが、まずは

正答率50%以上の問題を全て正解する事

です。なにしろ、勉強に使える時間は限られていますからね。

正答率50%以上の問題を全て正解できたら(つまりは「偏差値60」前後)、

はじめて正答率の低い問題もきちんとできるようにしてさらに上を

目指しましょう。

 

要するに「基本」が大事です

ここまでの話を要約すると、

要するに「基本」が大事です。

★算数なら計算を正確に速く

★国語なら漢字+語彙(ごい)/論理(評論)/心情(小説)

★社会と理科なら各単元の中心となるまさに「基本」

この辺りを徹底させる事が重要ですね。

いちばん良くないのは「雑」なやり方を続ける事です。

「偏差値60」という中学受験では最上位層に入るためには、

難問を何問も(しゃれです)解く必要はありません。

正答率50%以上の問題を全て正解すると偏差値58~60になります。

ですので、今後は、模擬試験を受けた際には「正答率」の部分に

注目しましょう。

四谷大塚や日能研、サピックス(SAPIX)、首都圏模試、これらの模試では

全ての問題に正答率が出ます。

  

正答率50%を全問正解で偏差値60!:中学受験必勝法!のまとめ

全問正解(100点満点)は不要です

正答率50%以上の問題を全て正解すると偏差値58~60になります

模試の見直しも(まずは)正答率50%以上で間違えたものだけでいいです

★要するに「基本」が大事です

正答率50%以上の問題を全て正解

というのは、簡単なようで難しいです。

現実には、仮に正答率50%以上の問題を全て正解したとすると、

他の正答率50%未満の問題が全問不正解という事はなかなか考えられな

いので、おそらく偏差値は62~65以上になります。

それくらい、正答率50%以上の問題を全て正解することは大事です。

それに、そういった問題であれば、見直し、解き直しをした際に、

「あ、できたじゃん」

のオンパレードでしょう。

おそらく、多くのパターンでは、

★問題文を正確に読んで(めて)いない

★単純な計算ミス

この辺りが、平易な問題をミスする原因です。

集中力を高めて、意識を高くして、何度も練習すれば、

正答率50%以上の問題を全て正解することは多くの人には可能です!!!

何故なら、そこに「才能」はあまり必要ないからです。

愚直な努力で到達できるところ、それが「偏差値60」です。

以上!