偏差値を上げる(下げない)もっとも簡単な方法は、「分かる(できる)
問題を確実に得点する」ことです。
これは裏を返すと、解き筋はあって(分かって)いても点数になっていない
問題があるという事です。
いわゆる「ケアレスミス」というものですね。これは、ほぼ誰にでもありま
すが、訓練・練習を積むことでかなりの割合を減らすことができます。
分かる(できる)問題を間違えない3つの方法とは?ケアレスミス対策!
【分かる(できる)問題を間違えない3つの方法】
★焦らない:残り5分で見直し+捨て問作る
★慣れる:大量の問題演習をする・場数を踏む
★集中するポイントを間違えない
「分かる(できる)問題を間違えない」という事は、やり方・解き筋は
出来ているという事になります。
最初から「分からない」問題を正解にしようとするより、分かる問題を
間違えない方がはるかに簡単です。
分かる(できる)問題を間違える典型パターンは、
★算数の計算問題(計算ミス・転記ミス)
★国語の抜き出し問題
です。
という事は、それをしなければいいという事ですね?
以下、この2点に絞って解説します。
焦らない:残り5分で見直し+捨て問作る
ケアレスミスの原因のかなりの部分は本番での焦りです。
なぜ焦るか?
時間に追われているからです。
中学受験は大なり小なり、
「時間内に正解をどれだけ答案に書けるかどうか」
という競技(ゲーム)です。
ですから、必ず時間内に解けないようになっています(もちろん
学校によって例外はあるでしょうが、ほとんどがそうです)。
その結果、中学受験をする小学生などは面白いように焦らされます。
では、どうすればあまり焦らないのか?
残り5分で見直し+捨て問作る
これが基本です。
下記の記事には具体的に、四谷大塚の合不合判定テスト・模試の対策として、
その点を書きました。
算数であれば、以下のような作戦です。
●最初の計算問題は絶対に落とさない
●残り5分になったら最初の計算問題を見直す
●大問2以降は小問(1)は頑張るが(3)は捨ててもいい
難問も、大問1の計算問題も同じ5~9点だったりします。
となると、模試や実際の中学受験で偏差値を上げる・落とさない
ための合理的な作戦は、できる問題を確実に取り、できない問題は
捨てるです。
言い方を変えると、できる問題に時間を使い、どう見てもできない問題は
最初から解かないという事です。
計算問題は、よっぽどの超難関校でなければ、それなりに練習すれば解ける
ようになっています。そこを落とすと、いわゆる「偏差値」的には一気に
落ちてしまいます。
焦らずに解けるようになるためには、最初から「残り5分になったら、計算問題を
見直して、きちんと得点する」という意識で実践・実戦に挑めばいいわけです。
ただ、これも、何度か練習しないとできません。
慣れる:大量の問題演習をする・場数を踏む
いきなり、
焦らない:残り5分で見直し+捨て問作る
と言われても、逆に焦りますよね?
では「焦らないという気持ちを持つと逆に焦る」のを防ぐには?
慣れです。慣れ。
大量の問題を解くというのが一番良いです。
また、模試も可能な限りたくさん、可能な限り会場で受けるべきです。
志望校とは言いませんが、できたら、実際の中学校の会場が良いですね。
場数を踏んで、「残り5分で計算問題を見直す」を徹底していればかなり
できるようになります。
模試の数としては最低10~20回くらいでしょうかね。
【分かる(できる)問題を間違えない3つの方法】
★焦らない:残り5分で見直し+捨て問作る
★慣れる:大量の問題演習をする・場数を踏む
★集中するポイントを間違えない
集中するポイントを間違えない
受験や模試で集中するのは当然だと思われるかもしれませんが、
その中でもさらに集中するポイントがケアレスミスの所です。
一流の野球の投手などが、ピンチの場面になると、さらにギアを
上げておさえにかかる事がありますが、あんな感じです。
そのポイントが、
★算数の計算問題(計算ミス・転記ミス)
★国語の抜き出し問題
になります。
プラスやマイナスの記号を間違えたり、山と川を間違えたりはあまり
なくても、繰り上がり・繰り下がりを間違えたり、抜き出し問題なのに、
漢字を平仮名で抜き出したりは結構あります。
そこが集中するポイントです。
国語の抜き出し問題であれば、抜き出すポイントを確認したら、そっから
超集中です。文字数・抜き出す文章は一字一句確認・抜き出しの前後に指定
があれば、それに合っているかどうかを確認!
計算問題であれば、解きなおしてみるとか数字を実際に入れて計算
してみるとかですね。
とにかく、分かる(できる)問題でも、正確に答案に書き写さないと
得点にはなりませんから、そこまでがテストです。
「分かってたんだけど…」は何にもなりません。厳しいですが、分かって
ないのと同じ0点です。
まとめ―分かる(できる)問題を間違えない3つの方法とは?ケアレスミス対策!
分かる(できる)問題を確実に得点にするというのは、受験で勝つ(負けない)
基本です。基本なだけに、これが完ぺきにできると本当に強いです。
【分かる(できる)問題を間違えない3つの方法】
★焦らない:残り5分で見直し+捨て問作る
★慣れる:大量の問題演習をする・場数を踏む
★集中するポイントを間違えない
この記事を読んで「分かった気になる」だけではだめです。
実際の模試や受験でケアレスミスをなくすためには、実践あるのみです。
普段の勉強から上記を徹底することが極めて重要です。
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チャオ