都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2024年度(令和6年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

2024年度の都立中学の一般枠の倍率は、全体で4.03倍(2023年度は4.45倍)でした。

募集人員が1569人に対して、応募人員が6325人となっています。

最も倍率が高いのが、三鷹中等教育学校の4.81倍です。

昨年度と比べて倍率が上がったのは立川国際だけです。

2024年度(令和6年度)の都立中高一貫校の倍率が2024年1月23日(火)

に東京都教育委員会から発表されました(一般枠)。

画像

 



【都立中高一貫校の倍率・2024年度(令和6年度)・一般枠】

小石川中等 募集155人 応募 男312人 女372人 計684人 倍率4.41倍

(小石川中等 募集155人 応募 男356人 女389人 計745人 倍率4.81倍)

白鷗高校附属 募集164人 応募 男275人 女413人 計688人 倍率4.2倍

(白鷗高校附属 募集164人 応募 男307人 女439人 計746人 倍率4.56倍)

両国高校附属 募集160人 応募 男360人 女331人 計700人 倍率4.38倍

(両国高校附属 募集160人 応募 男393人 女382人 計775人 倍率4.84倍)

桜修館中等 募集160人 応募 男288人 女417人 計705人 倍率4.41倍

(桜修館中等 募集160人 応募 男357人 女507人 計864人 倍率5.4倍)

富士高校附属 募集160人 応募 男272人 女294人 計566人 倍率3.54倍

(富士高校附属 募集160人 応募 男268人 女306人 計574人 倍率3.59倍)

大泉高校附属 募集160人 応募 男292人 女375人 計667人 倍率4.17倍

(大泉高校附属 募集160人 応募 男323人 女411人 計734人 倍率4.59倍)

南多摩中等 募集160人 応募 男283人 女313人 計596人 倍率3.73倍

(南多摩中等 募集160人 応募 男308人 女354人 計662人 倍率4.14倍)

立川国際 募集130人 応募 男209人 女320人 計529人 倍率4.07倍

(立川国際 募集130人 応募 男213人 女281人 計494人 倍率3.8倍)

武蔵高校附属 募集160人 応募 男206人 女215人 計421人 倍率2.63倍

(武蔵高校附属 募集160人 応募 男246人 女225人 計471人 倍率2.94倍)

三鷹中等 募集160人 応募 男339人 女430人 計769人 倍率4.81倍

(三鷹中等 募集160人 応募 男404人 女520人 計924人 倍率5.78倍)

 

※( )は昨年度・2023年度の倍率です

※小石川中等教育学校の一般枠募集の男女別募集人員は、男子、女子各80名

から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。

※白鷗高等学校附属中学校の一般枠募集の男女別募集人員は、男子、女子各85名

から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。

(関連記事)

都立中高一貫校の倍率(実質倍率)・2023年度(令和5年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

出典:東京都教育委員会

都立中の倍率:2024年度(4.03倍)と2023年度(4.45倍)の比較

学校名 2023年 2024年 前年比(数) 前年比(%)
小石川 745 684 -61 91.81%
白鷗 746 688 -58 92.23%
両国 775 700 -75 90.32%
桜修館 864 705 -159 81.6%
富士 574 566 -8 98.61%
大泉 734 667 -67 90.87%
南多摩 662 596 -66 90.03%
立川国際 494 529 35 107.09%
武蔵 471 421 -50 89.38%
三鷹 924 769 -155 83.23%
都立中学合計 6989 6325 -664 90.5%

全体の都立中学の応募者が10%も減っています。

まあ、別記事でも解説しましたが、

・都立中の倍率は一貫して減少傾向

・記念受検が減り

・本気組だけが残っている

・難易度は変わっていない(やや上昇傾向)

事が裏付けられた気がします。

(関連記事)

都立中の倍率が(以前に比べて)下がっている5つの理由:受検倍率の推移(2005~2023)

将来的には3-5倍程度に落ち着くのではないかと思われます。




都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2024年度(令和6年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

【都立中高一貫校の倍率・2024年度(令和6年度)・一般枠】

小石川中等 募集155人 応募 男312人 女372人 計684人 倍率4.41倍

(小石川中等 募集155人 応募 男356人 女389人 計745人 倍率4.81倍)

白鷗高校附属 募集164人 応募 男275人 女413人 計688人 倍率4.2倍

(白鷗高校附属 募集164人 応募 男307人 女439人 計746人 倍率4.56倍)

両国高校附属 募集160人 応募 男360人 女331人 計700人 倍率4.38倍

(両国高校附属 募集160人 応募 男393人 女382人 計775人 倍率4.84倍)

桜修館中等 募集160人 応募 男288人 女417人 計705人 倍率4.41倍

(桜修館中等 募集160人 応募 男357人 女507人 計864人 倍率5.4倍)

富士高校附属 募集160人 応募 男272人 女294人 計566人 倍率3.54倍

(富士高校附属 募集160人 応募 男268人 女306人 計574人 倍率3.59倍)

大泉高校附属 募集160人 応募 男292人 女375人 計667人 倍率4.17倍

(大泉高校附属 募集160人 応募 男323人 女411人 計734人 倍率4.59倍)

南多摩中等 募集160人 応募 男283人 女313人 計596人 倍率3.73倍

(南多摩中等 募集160人 応募 男308人 女354人 計662人 倍率4.14倍)

立川国際 募集130人 応募 男209人 女320人 計529人 倍率4.07倍

(立川国際 募集130人 応募 男213人 女281人 計494人 倍率3.8倍)

武蔵高校附属 募集160人 応募 男206人 女215人 計421人 倍率2.63倍

(武蔵高校附属 募集160人 応募 男246人 女225人 計471人 倍率2.94倍)

三鷹中等 募集160人 応募 男339人 女430人 計769人 倍率4.81倍

(三鷹中等 募集160人 応募 男404人 女520人 計924人 倍率5.78倍)

 

※( )は昨年度・2023年度の倍率です

※小石川中等教育学校の一般枠募集の男女別募集人員は、男子、女子各80名

から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。

※白鷗高等学校附属中学校の一般枠募集の男女別募集人員は、男子、女子各85名

から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。

 

2024年度の都立中学の一般枠の倍率は、全体で4.03倍(2023年度は4.45倍)でした。

募集人員が1569人に対して、応募人員が6325人となっています。

最も倍率が高いのが、三鷹中等教育学校の4.81倍です。

個別にみると、2024年度に倍率をあげたのは、立川国際だけです。

立川国際は2023年度に「附属小学校設立」が嫌気され倍率を落とした

反動とも思われます。

(関連記事)

立川国際中等附属小学校の2023年度募集要項・入試問題:全国初の公立小中高一貫教育校

三鷹中等は2022年度、2023年度に続いて、倍率が最も高い都立中学になり

ました。

 

都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2024年度(令和6年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹

都立中学は難易度は年々上がっている反面、倍率は下がっています。

2024年度も2023年度に比べて下がりました。

これは、都立中学を記念受検で受ける層が減っているためと思われます。

(関連記事)

都立中の倍率が(以前に比べて)下がっている5つの理由:受検倍率の推移(2005~2023)

2024年度の都立中学の一般枠の倍率は、全体で4.03倍(2023年度は4.45倍)でした。

募集人員が1569人に対して、応募人員が6325人となっています。

最も倍率が高いのが、三鷹中等教育学校の4.81倍です。

 

2024年度の都立中学受検、全体での倍率が4倍という事は、

4人に一人が合格しますので、合格率25%の受検という事に

なりますね。不合格率75%でもありますが…。