中学受験・ボリュームゾーン偏差値から脱却・抜けだす3つの方法!―中学受験に塾なしで挑戦するブログ

ボリュームゾーン(ボリュゾ)は偏差値45~55の事として

話をすすめます(偏差値40~60だと幅が広すぎるでしょう)。

また、ここでいう「偏差値」は中学受験でもっとも利用される

「四谷大塚・合不合の偏差値」とします。

(以下、Y50、Y55といった表記をする事もあります)

(関連記事)

四谷大塚の合不合判定テスト・模試の対策はこの4点❕偏差値55を目指そう❕

中学受験の偏差値についてこの2点を知っておきましょう!

中学受験・ボリュームゾーン偏差値から脱却・抜けだす3つの方法!

先に結論を。

1 「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

2 「応用」の前に「基本を完ぺきに」→即答できる

3 得意科目を伸ばすよりも苦手科目を克服

 

中学受験の「ボリュームゾーン」(ボリュゾ)とは?

中受ではボリュームゾーン(「ボリュゾ」)という表現を

使う親がよくいます。

具体的な定義があるわけではなく、なんとなく、

・突出してできるわけではない

・かといってまったく箸にも棒にもかからないわけでもない

位の成績の子の事をいうようです。

まさに「真ん中辺(ボリュームゾーン)」ですね。

とはいえ、中学受験では「偏差値」という分かりやすい基準があります

ので、ここでは、

ボリュームゾーン(ボリュゾ)は偏差値45~55の事として

話をすすめます(偏差値40~60だと幅が広すぎるでしょう)。

また、ここでいう「偏差値」は中学受験でもっとも利用される

「四谷大塚・合不合の偏差値」とします。

上記の図ですと、黄色マーカーの範囲辺りとなります。

全体の中での割合は半分強といったところでしょうか。

一番わかりやすいのは「偏差値40~60」というゾーン

ですが、これですと、幅が広すぎます。

四谷大塚偏差値で40の子と60の子では、雲泥の差がありますので、

それをひとくくりにはできません。

また、非常によく言われるのが、

「偏差値58の壁」

です。

偏差値58を超えると一気に世界が変わるという表現です。

上記の四谷大塚の偏差値表を見てもらえれば分かりますが、

偏差値45~55にかなり多くの学校が集まっていて、58より上、60より上

になるとまさに「上澄み」という事が分かるかと思います。

 

ですので、この記事では、

四谷大塚の偏差値で55以上を目指すことを、

「ボリュームゾーン偏差値から脱却・抜けだす3つの方法」

としてまとめていきます。

1 「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

1 「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

2 「応用」の前に「基本を完ぺきに」→即答できる

3 得意科目を伸ばすよりも苦手科目を克服

 

何度も何度もこのブログで言っていますが、中学受験に限らず、大事な事は

1 基本が大事

2 基本が大事

3 1,2のルールを忘れない

です。

まず以下の点を確認しましょう。

正答率50%以上の問題を全問正解で偏差値60!

(関連記事)

正答率50%を全問正解で偏差値60!:中学受験必勝法!

ボリュームゾーンを突破するのに、難問に正解する必要

ありません

そのかわり、基本問題は完ぺきに解けないといけません

どんな子でも、ミスはするものですが、基本問題でのミスが

どれだけ少ないか(理想は0)がボリュゾを抜け出せるか

どうかのポイントです。

 

以下の点も確認してください。

Y偏差値50までは「基本の徹底」だけでいける

(関連記事)

中学受験:偏差値50までの算数・偏差値55からの算数!

 

となると、この説の結論は出ました。

ボリュームゾーン(ボリュゾ)はY偏差値45~55の事

でしたので、

「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

です。

 

2 「応用」の前に「基本を完ぺきに」

1 「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

2 「応用」の前に「基本を完ぺきに」→即答できる

3 得意科目を伸ばすよりも苦手科目を克服

「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

事は分かってもらえたかと思います。

 

そうするとすぐに、

「では応用だ!」

となりがちですが、ちょっと待て~~~~~~。

 

ほとんどの場合は、まだ早いです。

「応用」の前に「基本を完ぺきに」

です。

 

どういうことかというと、算数、理科、社会などで

基本問題を解ける

というのが基本ができているという事だとすると、

「基本が完ぺき」というのはどういう事でしょう?

基本問題を即答できる

です。

正確に速く解けるという事です。

信長が死んだ年→1582(イチゴパンツ)

本能寺はどこにある→京都

25×36→900 (36=4×9,25×4=100)

この辺をすべて「即答」です。

え~とと考えていたり、筆算したりしていてはだめです。

まだ完ぺきではありません。

上記の「基本」が完ぺきだと、基本の組み合わせの問題が楽に

解けます

秀吉が死んだ年は?:ア1582年 イ1588年 ウ1598年 エ1600年

知らなくても、1582(信長死亡)、1600(関ケ原)が

完ぺきに入っていれば、「その間」と分かります。1598年です。

まあ、信長が死んだ年よりは関ケ原に近いのはなんとなくわかりますよね。

少なくとも2分の一にできます。

25×36-300=600 即答できるのと、筆算しているのでは、その後の

問題を解く時間が全く変わってきます。

「応用」の前に「基本を完ぺきに」

です。

 

そもそも、ボリュームゾーン(ボリュゾ)から抜け出せない原因が、

基本の徹底ができていないというパターンが非常に多いです。

 

3 得意科目を伸ばすよりも苦手科目を克服

1 「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

2 「応用」の前に「基本を完ぺきに」→即答できる

3 得意科目を伸ばすよりも苦手科目を克服

得意を伸ばす!

というのは、人生においては極めて大事だと思いますし、

むしろ、苦手は捨てろとも思います。

ですが、中学受験の場合は逆です。

苦手科目があるのであれば、それの基本を徹底するのが、

ボリュゾ脱却の近道です。

理由はシンプルで、苦手という場合Y40前後の事が多い

ですが、得意科目のY58をY68に上げるのは極めて大変なの

ですが、Y40をY50に上げるのは、同じ偏差値10アップでも

難易度がはるかに低いからです。

基本の考え方は以下の記事をお読みください。

中学受験:偏差値50までの算数・偏差値55からの算数!

「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

のですから、苦手科目も基本だけを徹底してまずはY50を目指しましょう。

 

まとめ―中学受験・ボリュームゾーン偏差値から脱却・抜けだす3つの方法!

1 「基本の徹底」でボリュームゾーンの頂点までいける!

2 「応用」の前に「基本を完ぺきに」→即答できる

3 得意科目を伸ばすよりも苦手科目を克服

ここまで、

「中学受験・ボリュームゾーン偏差値から脱却・抜けだす3つの方法」

についてまとめてきましたが、言っている事は、

★基本の徹底★

だけとすら言えます。

中学受験の4科目、国語・算数・理科・社会、これの基本をすべて徹底する

には、1年半~2年弱はかかるかと思います。

その結果、ボリュゾを抜け出せたら(Y55以上~)、そこはほぼ頂点の世界です。

仮に最上位のY70近辺の学校であっても、合格可能性80%の偏差値がY70です

から、合格者のボリュームゾーンはY60~Y65くらいでしょう。

基本の徹底というのは、ある意味「気合と根性」でもあるんですよね~。

気合と根性でボリュゾを抜け出せたら安い買い物では?

(関連記事)

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中学受験の偏差値についてこの2点を知っておきましょう!