1から□に「」の倍数は何個ありますか系の問題
「1から□」の場合は、
□÷「数字」の答え
が【1から□までに「」の倍数は何個ありますか】の答えに
なります。
「1から10に3の倍数は何個ありますか?」
10÷3=3あまり1 3個(3、6、9)
「1から100に3の倍数は何個ありますか?」
100÷3=33あまり1 33個
問題)
1~100までの整数で、8の倍数は何個ありますか?
100÷8=12あまり4
答え)12個
問題)100から300までの整数に、3の倍数は何個ありますか?
①1~300までに3の倍数は、300÷3=100個ある
②1~99までに3の倍数は、99÷3=33個ある
③100-33=67
答え〕67個
約数の(数)の求め方:素因数分解
約数の数・個数を求める場合は「素因数分解」が便利です。
素因数分解=素数だけのかけ算にすること
(例:30→2×3×5)
「約数の数を求めなさい」という問題は中学受験の
算数の問題ではよくあります。
1)素数で割っていく
2)出てきた素数の数にプラス1をしてそれぞれを掛ける
3)(例えば18)3×3×2なら、「3」は2個なので、「2+1」、
「2」は1個なので「1+1」→3×2=6
18の場合。
2)18
3)9
3)3
1
(なぜ出てきた素数の数にプラス1をするのかは数学的理由が
あるのですが、このブログは小学生向けなので省きます)
この公式のポイントは、
「同じ数字の素数の数+1」を掛ける
という部分です。
何度か練習をすれば、おそらくできるようになります。
「素因数分解」をできるようになる順序は、
1)「素数」を覚える
2)「素因数分解」を何度もやる
基本はこの二点でいけるはずです。
素数(1とその数以外で割れない数字):100までの素数の語呂合わせ
まとめ
上記は「基本」です。基本をきちんと自家薬篭中のものとする
(じかやくろうちゅう:完全に手中に収めた、などの意味で用いられる表現)
事で、「応用」の問題にあたっていく際に理解が早くなります。
「応用」は難しいので、何回も解説等(答え)を見て体に染み込ませて
いきましょう。それは別の記事で。
素数(1とその数以外で割れない数字):100までの素数の語呂合わせ