2025年度(令和7年度)の都立中学の一般枠の倍率は、全体で3.6倍(2024年度は4.03倍)
でした。
募集人員が1569人(昨年2024年度は1569人)に対して、応募人員が5644人
(昨年2024年度は6325人)となっています。
最も倍率が高いのが、三鷹中等の4.41倍です。
最も倍率が低いのが、都立武蔵の2.38倍です。
2025年度(令和7年度)の都立中高一貫校の倍率が2025年1月22日(水)
に東京都教育委員会から発表されました(一般枠)。
(参考記事)
都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2024年度(令和6年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹
男女別の入学定員は廃止されているためか、男女別の応募人数も公開されていません。
【都立中高一貫校の倍率・2025年度(令和7年度)・一般枠】
【全体:募集1569人(1569人)応募5644人(6325人) 3.6倍】
小石川中等 募集155人 応募 男人 女人 計551人 倍率3.55倍
(小石川中等 募集155人 応募 男312人 女372人 計684人 倍率4.41倍)
白鷗高校附属 募集164人 応募640人 倍率3.90
(白鷗高校附属 募集164人 応募 男275人 女413人 計688人 倍率4.2倍)
両国高校附属 募集160人 応募608人 倍率3.80倍
(両国高校附属 募集160人 応募 男360人 女331人 計700人 倍率4.38倍)
桜修館中等教育学校 募集160人 応募612人 倍率3.83倍
(桜修館中等 募集160人 応募 男288人 女417人 計705人 倍率4.41倍)
富士高校附属 募集160人 応募526人 倍率3.29倍
(富士高校附属 募集160人 応募 男272人 女294人 計566人 倍率3.54倍)
大泉高校附属 募集160人 応募590人 倍率3.69倍
(大泉高校附属 募集160人 応募 男292人 女375人 計667人 倍率4.17倍)
南多摩中等教育学校 募集160人 応募599人 倍率3.74倍
(南多摩中等 募集160人 応募 男283人 女313人 計596人 倍率3.73倍)
立川国際中等教育学校 募集130人 応募431人 倍率3.32倍
(立川国際 募集130人 応募 男209人 女320人 計529人 倍率4.07倍)
武蔵高校附属 募集160人 応募381人 倍率2.38倍
(武蔵高校附属 募集160人 応募 男206人 女215人 計421人 倍率2.63倍)
三鷹中等教育学校 募集160人 応募706人 倍率4.41倍
(三鷹中等 募集160人 応募 男339人 女430人 計769人 倍率4.81倍)
※( )は昨年度・2024年度の倍率です
*男女別の入学定員は廃止されているためか、男女別の応募人数も公開されていません。
※小石川中等教育学校の一般枠募集の男女別募集人員は、160名
から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。
※白鷗高等学校附属中学校の一般枠募集の男女別募集人員は、170名
から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。
(関連記事)
都立中高一貫校の倍率(実質倍率)・2023年度(令和5年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹
出典:東京都教育委員会
都立中の倍率:2025年度(3.6倍)と2024年度(4.03倍)の比較
学校名 | 2025年 | 2024年 | 前年比(数) | 前年比(%) |
小石川 | 551 | 684 | -133 | 80.5% |
白鷗 | 640 | 688 | -48 | 93% |
両国 | 608 | 700 | -92 | 86% |
桜修館 | 612 | 705 | -93 | 86% |
富士 | 526 | 566 | -40 | 92% |
大泉 | 590 | 667 | -77 | 88% |
南多摩 | 599 | 596 | 3 | 100.5% |
立川国際 | 431 | 529 | -98 | 81% |
武蔵 | 381 | 421 | -40 | 90% |
三鷹 | 706 | 769 | -63 | 91.8% |
都立中学合計 | 5644 | 6325 | -681 | 89% |
全体の都立中学の応募者が10%強減っています。
まあ、別記事でも解説しましたが、
・都立中の倍率は一貫して減少傾向
・記念受検が減り
・本気組だけが残っている
・難易度は変わっていない(やや上昇傾向)
・東京都の高校授業料無償化+所得制限撤廃の政策が開始(2025年4月から)
事が裏付けられた気がします。
(関連記事)
都立中の倍率が(以前に比べて)下がっている5つの理由:受検倍率の推移(2005~2023)
将来的には3-5倍程度に落ち着くのではないかと思われます。
都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2025年度(令和7年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹
【都立中高一貫校の倍率・2025年度(令和7年度)・一般枠】
【全体:募集1569人(1569人)応募5644人(6325人) 3.6倍】
小石川中等 募集155人 応募 男人 女人 計551人 倍率3.55倍
(小石川中等 募集155人 応募 男312人 女372人 計684人 倍率4.41倍)
白鷗高校附属 募集164人 応募640人 倍率3.90
(白鷗高校附属 募集164人 応募 男275人 女413人 計688人 倍率4.2倍)
両国高校附属 募集160人 応募608人 倍率3.80倍
(両国高校附属 募集160人 応募 男360人 女331人 計700人 倍率4.38倍)
桜修館中等教育学校 募集160人 応募612人 倍率3.83倍
(桜修館中等 募集160人 応募 男288人 女417人 計705人 倍率4.41倍)
富士高校附属 募集160人 応募526人 倍率3.29倍
(富士高校附属 募集160人 応募 男272人 女294人 計566人 倍率3.54倍)
大泉高校附属 募集160人 応募590人 倍率3.69倍
(大泉高校附属 募集160人 応募 男292人 女375人 計667人 倍率4.17倍)
南多摩中等教育学校 募集160人 応募599人 倍率3.74倍
(南多摩中等 募集160人 応募 男283人 女313人 計596人 倍率3.73倍)
立川国際中等教育学校 募集130人 応募431人 倍率3.32倍
(立川国際 募集130人 応募 男209人 女320人 計529人 倍率4.07倍)
武蔵高校附属 募集160人 応募381人 倍率2.38倍
(武蔵高校附属 募集160人 応募 男206人 女215人 計421人 倍率2.63倍)
三鷹中等教育学校 募集160人 応募706人 倍率4.41倍
(三鷹中等 募集160人 応募 男339人 女430人 計769人 倍率4.81倍)
※( )は昨年度・2024年度の倍率です
*男女別の入学定員は廃止されているためか、男女別の応募人数も公開されていません。
※小石川中等教育学校の一般枠募集の男女別募集人員は、160名
から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。
※白鷗高等学校附属中学校の一般枠募集の男女別募集人員は、170名
から、特別枠募集での入学手続人員を、男女別に差し引いた数となります。
2025年度(令和7年度)の都立中学の一般枠の倍率は、全体で3.6倍(2024年度は4.03倍)でした。
募集人員が1569人に対して、応募人員が5644人となっています。
最も倍率が高いのが、三鷹中等教育学校の4.40倍です。
個別にみると、2025年度に倍率をあげたのは、2024年の大学入試で東大合格を11名も出した
南多摩中等だけです。
(関連記事)
立川国際中等附属小学校の2023年度募集要項・入試問題:全国初の公立小中高一貫教育校
三鷹中等は2022年度、2023年度、22024年度に続いて、4年連続で倍率が最も高い
都立中学になりました。
都立中高一貫校の倍率(応募倍率)・2025年度(令和7年度)・一般枠:小石川・白鷗・両国・桜修館・富士・大泉・南多摩・立川国際・武蔵・三鷹
都立中学は難易度は年々上がっている反面、倍率は下がっています。
2025年度も2024年度に比べて下がりました。
これは、都立中学を記念受検で受ける層が減っているためと思われます。
(関連記事)
都立中の倍率が(以前に比べて)下がっている5つの理由:受検倍率の推移(2005~2023)
2025年度の都立中学の一般枠の倍率は、全体で3.6倍(2024年度は4.03倍)でした。
募集人員が1569人に対して、応募人員が5644人となっています。
最も倍率が高いのが、三鷹中等教育学校の4.40倍です。
2025年度の都立中学受検、全体での倍率が3.6倍という事は、
3.6人に一人が合格しますので、合格率約28%の受検という事に
なりますね。不合格率72%でもありますが…。
2025年度(令和7年度)都立中の応募倍率まとめ
・全体で3.6倍:1割程度の減
・最も倍率が高いのが三鷹中等の4.41倍
・最も倍率が低いのが都立武蔵の2.38倍
・倍率を上げた(ほぼ同じ)のは南多摩中等のみ