中学受験各教科(国語・算数・理科・社会)の勉強法/youtube音声動画
この記事のyoutube音声動画です。
音声を聞きながら記事を読んでいくとより分かり
やすいかと思います。
(関連記事)
中学受験に限りませんが、「勉強法」というのは大事です。
上記関連記事に、いくつかの基本的な勉強法を書きましたが、このブログでは、
一貫して、
「基本を徹底+繰り返す」
という話をしています。
この記事では、その辺りを具体的に、
「中学受験各教科(国語・算数・理科・社会)の勉強法」
という形でまとめています。
中学受験各教科(国語・算数・理科・社会)の勉強法
先にまとめておきます。
国語の勉強法:「論理的に読む」訓練をする
算数の勉強法:基本は「四則演算」(足し算・引き算・掛け算・割り算)の徹底
応用・難問は、同じ問題を何度も解く
社会の勉強法:基本を繰り返す+問題を解く→大枠から詳細へとレベルを上げていく
理科の勉強法:基本を繰り返す+問題を解く→大枠から詳細へとレベルを上げていく
以下、個々の教科の詳細をお読みください。
国語の勉強法―「中学受験+塾なし」の勉強法!
国語の現代文(評論文、小説)に関しては、
●論理的に読む●
この訓練が大事です。
「論理的」に読むためには、「論理的文章のルール」を知る必要があります。
その上で、実際に多くの問題を解く事が大事です。
(関連記事)
「基本を知り(論理、心情)」「たくさん解く(繰り返す)」
ですから、勉強の仕方はすべて同じと言っても良いですね。
「論理」(評論文)、「心情」(小説)の捉え方の詳細については
上記関連記事をどうぞ。
具体的に書いておくと、国語(評論文)は、
・筆者が立てた筋道(論理)を意識して文章を読んでいく
・国語は本文にどう書いてあるか、そもそも書いてあるかを答える科目
↓
なぜなら、国語の問題は「次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい」と必ずあるから
↓
答える根拠は本文中にある(答えは本文の中にある)
上記の事を頭で理解するのではなく、体に覚えこませるレベルまで
いけるかどうかが大事です。
国語は、知識量はあまりたくさん問われませんが、だから逆に言えば、
「覚える」「暗記する」という一夜漬け的な勉強では(漢字以外は)点数
になりません。
ですから、できる子(体で覚えた子)はいつも安定して高得点を取れますが、
できない子は、できる時はできるができない時はできないという形で、ムラ
がでやすい教科です。
(参考文献)
算数の勉強法:同じ問題を何度も解く―「中学受験+塾なし」の勉強法!
算数は、ある程度「テクニック」が使える教科です。
難関中学になれば、いわゆる「解き方のルール」を知らなければ
ほとんどできないでしょう。
基本的な事であっても、例えば、「線分図」を書くという事を知らな
ければ年齢算などは解けませんし、最大公約数、最小公倍数だって、
「すだれ算」を知らなければできません。
良くも悪くも、「受験算数」的な部分はあります。「算数の問題パターン」を
多く知っている必要があるのは間違いありません。
具体的な数としては、中学受験の算数には、「100個」くらいの
テクニック・問題パターンがあります。
『
算数の勉強法の基本
とはいえ、勉強法の基本は算数も同じです。
●基本を徹底する+多くの問題を解く●
です。
「算数の基本」は「四則演算」(足し算・引き算・掛け算・割り算)です。
「え?足し算・引き算・掛け算・割り算?それくらいできるよ?」
ですか?
本当に?
算数の難しい問題を解いていくと分かりますが、ほとんどの難問で、
足し算・引き算・掛け算・割り算を速く正確にできること
が求められます。
やれば分かりますが、
足し算・引き算・掛け算・割り算を速く正確にできること
は意外と難易度が高いです。
しかも、「大量に、決まった時間内で解く」となるとかなり
難しい事です。
「算数の基本」は「四則演算」(足し算・引き算・掛け算・割り算)
です。
基本的な四則演算を(ほぼ)100%の確率で、かなりのスピードで解ける
ようになって初めて、中学受験の算数の応用問題や難問を解けるようになります。
では、
基本的な四則演算を(ほぼ)100%の確率で、かなりのスピードで解ける
ようになるにはどうすればいいのか?
基本的な四則演算を、決めた時間内に解く練習を大量にする
事です。これが一番効率的だと思います。他に方法があったら教えてください。
そういった意味では、「百マス計算」的な手法は効果が高いと
思います(もちろん、たくさんやればという条件付きです)。
量をこなしていると質に転化する瞬間がやってきます。本当です。
でもそのためには「正しい方法で量をこなす」しかないです。
『100ます計算』
ここまで言ってきた「算数の勉強法の基本」は、要するに、
「たし算、引き算、掛け算、割り算を大量に速く正確に解けるようになれ!」
です。では、難問は?
算数の応用・難問の勉強法は同じ問題を繰り返し解く
算数の応用問題、難問は、同じ問題を繰り返し解く
のが良いです。
分からなければすぐに解答・解説を見ても良いです。
そのかわり、解法(解き方)が分かったら、同じ問題を
再度解いて、自分でできるようにする必要があります。
「解説」はいわばお手本です。
お手本を見ながら自分で解けるようになれば、それは「マニュアル」です。
お手本はその問題だけにしか使えませんが、マニュアルは同種の他の問題
にも応用ができます。
解法マニュアルを自分のものにするまで同じ問題を繰り返し解きましょう。
ですので、もう一度言いますが、最初は分からなければあっさりと解説を
みても良いです。
(算数のオススメ問題集)
『
社会の勉強法:繰り返し読む+問題を解く―「中学受験+塾なし」の勉強法!
中学受験の「社会」は、地理・日本史・公民とあります(難関中学は、基本的な
「世界史」も必須になっています)。覚える量が多くて面倒ですよね?
まあ、そこはやるしかないわけですが・・・。
「社会」に関しては、
「繰り返し基本となる教科書(的なもの)を読む」
+
「問題を解いて、どこからが分かっていないか理解する」
このシンプルな勉強法がもっとも効果的だと思います。
【基本を繰り返す+問題を解く→大枠から詳細へとレベルを上げていく】
という形になります。
もちろん、単純に暗記するという事ではなく、「物語・ストーリー」的に
知っていくとより理解がしやすいですし、暗記部分に関しては、語呂合わせ
もかなり有効です。
どれくらい繰り返すか?
「7回」繰り返せばかなりできるようになっているでしょう。
この手法で、基本を徹底させて、その後難関校用に問題演習を繰り返す
のが良いと思います。
難関中学の社会の問題は、地理、歴史、公民のかなり細部まで知らないと
答えられない問題もありますが、ただし、
基本が完璧に頭に入っていると推測できる難問
も多数あります。
ここでも「基本の徹底→難問へのステップ」となっていますね。
(算数の「四則演算」と同じです。基本が完璧にできることが大事です)
理科の勉強法:繰り返し読む+問題を解く―「中学受験+塾なし」の勉強法!
中学受験の「理科」は社会と基本的には同じです。
覚える量が多くて面倒ですよね?
まあ、そこはやるしかないわけですが・・・。
「理科」に関しても、
「繰り返し基本となる教科書(的なもの)を読む」
+
「問題を解いて、どこからが分かっていないか理解する」
このシンプルな勉強法がもっとも効果的だと思います。
【基本を繰り返す+問題を解く→大枠から詳細へとレベルを上げていく】
という形になります。
もちろん、単純に暗記するという事ではなく、「物語・ストーリー」的に
知っていくとより理解がしやすいですし、暗記部分に関しては、語呂合わせ
もとても有効です(一生忘れないです)。
どれくらい繰り返すか?
「7回」繰り返せばかなりできるようになっているでしょう。
この手法で、基本を徹底させて、その後難関校用に問題演習を繰り返す
のが良いと思います。
難関中学の理科の問題は、個々のジャンルの細部まで知らないと
答えられない問題もありますが、ただし、
基本が完璧に頭に入っていると推測できる難問
も多数あります。
ここでも「基本の徹底→難問へのステップ」となっていますね。
(算数の「四則演算」と同じです。基本が完璧にできることが大事です)
まとめ
国語の勉強法:「論理的に読む」訓練をする
算数の勉強法:基本は「四則演算」(足し算・引き算・掛け算・割り算)の徹底
応用・難問は、同じ問題を何度も解く
社会の勉強法:基本を繰り返す+問題を解く→大枠から詳細へとレベルを上げていく
理科の勉強法:基本を繰り返す+問題を解く→大枠から詳細へとレベルを上げていく
以上、
中学受験各教科(国語・算数・理科・社会)の勉強法―「中学受験+塾なし」の勉強法!
でした。
はい、そうです。この記事も「役に立つな」と思っていただいたなら、
繰り返し読んでください。なぜなら、ここで書いた
「中学受験の各教科の勉強法」は「基本」だからです。
そうです、基本が完璧にできることが大事です!
ではまた!
(関連記事)