場合の数⑥道順(最短経路問題)はこのテクニックで解ける!―中学受験+塾なしの勉強法

場合の数①樹形図を使うパターン

場合の数②表を使うパターン

場合の数③順列の公式:A個からB個選んで並べる→Aから始め1つずつ数を減らしてB個掛け算

場合の数④組み合わせの公式:A個からB個選んで組み合わせる→①順列を計算②①をB個の並べ替え数で割る

場合の数⑤整数の数字作りのパターンは「0」に注意

場合の数⑥道順(最短経路問題)はこのテクニックで解ける!

場合の数⑦図形は「組み合わせ」の問題!

「場合の数」+「道順(最短経路)」というのは一つのパターンになっています。

問題)図のような道路で点Aから点Bまで行く時の最短経路の数は?

テクニックを知らないと無理っすよね?解法を知りましょう。下記で解きます。

      

場合の数⑥道順(最短経路問題)

★「場合の数」+「道順(最短経路)」のテクニック★

0)大前提:ある点までの行き方は1つ手前の点までの行き方の和となる

1)書き込む:地点ごとに手前の点の行き方の数の「和」を書く

2)計算する

3)問題の条件を正確に図に書き込む

0)大前提:ある点までの行き方は1つ手前の点までの行き方の和となる

0)大前提:ある点までの行き方は1つ手前の点までの行き方の和となる

これはイメージすれば分かりますよね?

C地点にはA地点とB地点から行けるとすると、A地点まで3通りでいけて、

B地点まで2通りでいけるとすると、C地点には2+3=5通りでいけると

いうことになりますよね?

★「場合の数」+「道順(最短経路)」のテクニック★

0)大前提:ある点までの行き方は1つ手前の点までの行き方の和となる

1)書き込む:地点ごとに手前の点の行き方の数の「和」を書く

2)計算する

3)問題の条件を正確に図に書き込む

1)書き込む:地点ごとに手前の点の行き方の数の「和」を書く

1)書き込む:地点ごとに手前の点の行き方の数の「和」を書く

ここがポイントです。

地点ごとに手前の点の行き方の数の「和」を書く

ですから、例えば「2」の所の手前は両方1ですよね?1+1=2

「4」の手前は、1と3なので4

2つある「10」はどちらも4と6なので10になります。

慣れれば問題ないかと思います。

後は冷静に足し算をしてください。

必ず図に書き込んでください!!!

      

問題)図のような道路で点Aから点Bまで行く時の最短経路の数は?

答え)35通り

 

道順(最短経路問題)で途中どこかを通るor通らないパターン

問題)AからBに行く際に必ずCを通るとすると最短経路は何通り?

A→Bの最短経路は?系の問題に

●A→Bの途中に必ずCを通る場合の最短経路はいくつありますか●

という応用パターンがあります。その際も基本は同じですが、以下の解法になります。

道順(最短経路問題)で途中どこかを通るパターン(A→B→C)

①A→Bの最短経路数を出す

②B→Cの最短経路数を出す

③①×②が答え

4×5=20通り 答え)20通り

ポイントは、ルートを2つに分ける事と、2つ目のルートは通らない場所が

あるので、そこは数に入れないことですかね。慣れればできるようになるのでは?

上記のような問題で、

★AからBに行く最短ルートでCを通らない経路は何通り★

という種類のモノがあります。それは、

■AからBの最短経路数-Cを通る最短経路数■

(下記の問題ですが…A→Bの最短経路数は46なので)

46-20=26 答え)26通り

また「通行止め」といったパターンもありますが、あせらずに

3)問題の条件を正確に図に書き込む

事が大事です。

    

場合の数:道順(最短経路問題)の中学入試問題等

問題)下図のAからBにいく最短経路は何通りありますか?

(PC上なので図は自分で書いてチョ)

答え)46通り  必ず自分で書いてみてくださいね。

 

問題)明治学院中学

下図のように格子状の道があります。A地点からC地点を通って、B地点に

行く最短経路は□通りあります。

道順(最短経路問題)で途中どこかを通るパターン(A→B→C)

①A→Bの最短経路数を出す

②B→Cの最短経路数を出す

③①×②が答え

書けましたか?もしできなければ何回もやってみましょう。

答え)60  (問題が□通りとなっているので数字のみで答えます)

 

問題)千葉日大一中

×の道は通行止めです。A地点からB地点まで遠回りせずに行く方法は

全部で□通りです。

×部分が通れない(通行止め)という条件を踏まえて経路を書き込めば

OKです。

×が通れないので、3から右には行けませんので、罰の右側は1に

なります。そこだけ間違えなければ大丈夫でしょう。

答え)26 (問題が□通りとなっているので数字のみで答えます)

    

まとめ

「場合の数」+「道順(最短経路)」というのは一つのパターンになっています。

★「場合の数」+「道順(最短経路)」のテクニック★

0)大前提:ある点までの行き方は1つ手前の点までの行き方の和となる

1)書き込む:地点ごとに手前の点の行き方の数の「和」を書く

2)計算する

3)問題の条件を正確に図に書き込む

道順(最短経路問題)で途中どこかを通るパターン(A→B→C)

①A→Bの最短経路数を出す

②B→Cの最短経路数を出す

③①×②が答え

★AからBに行く最短ルートでCを通らない経路は何通り★

という種類のモノがあります。それは、

■AからBの最短経路数-Cを通る最短経路数■

 

必ず図に書き込んでください!!!

場合の数①樹形図を使うパターン

場合の数②表を使うパターン

場合の数③順列の公式:A個からB個選んで並べる→Aから始め1つずつ数を減らしてB個掛け算

場合の数④組み合わせの公式:A個からB個選んで組み合わせる→①順列を計算②①をB個の並べ替え数で割る

場合の数⑤整数の数字作りのパターンは「0」に注意

場合の数⑥道順(最短経路問題)はこのテクニックで解ける!

場合の数⑦図形は「組み合わせ」の問題!