太陽の動き:季節と日影曲線―「中学受験+塾なし」の勉強法

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太陽と月

月の満ち欠けの周期は約29.5日・満ち欠けは「右」から

月の自転と公転:1日約12度東へ・1日約48分遅く・1時間で動く角度は約14.5度

日食と月食 

太陽の動き:季節と日影曲線

季節と日影曲線

日影曲線:(棒などを置き)1日の影の動きを測定し、影の先端どうしを結んだもの

      日影曲線は季節によって変化する

【季節と日影曲線のポイント】

●春分・秋分は(棒よりも北側で)直線

●夏至は「真西より南寄りから真東より南寄りの曲線」になる

●冬至は「真西よりかなり北寄りから真東よりかなり北寄りの曲線」になる

*太陽は東→南→西と動くので、影は西→北→東に動くのはイメージできますよね?

★太陽が南中した時の影の長さ:冬至>春分・秋分>夏至

(冬は高度が低いので影が長くなり、夏は高度が高いので影が短くなります)

★日影曲線と方位:影が偏っているのが北

(太陽が南側にいますから、まあそうなりますよね?)

★夏至と冬至の日影曲線の見分け方:夏至は東西の線を横切る

画像出典『塾技100理科』p176

 

赤道付近(シンガポール)と南半球(オーストラリア)の太陽の動きと日影曲線

赤道付近(例:シンガポール)と南半球(例:オーストラリア)では、北半球の日本

(北緯20度~45度)とは、太陽の動きが違うので、日影曲線も異なります。

赤道付近は、春分・秋分に日影曲線が完全に東西になるので見分けやすいです。

南半球は、オーストラリアであればほぼ日本(北緯)と同緯度の南緯なので、

日影曲線の南北が逆になります。南半球では影が北側ではなく南側にいきます

 

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