植物(花)については以下の順番で勉強(読んで)してください。
1 そもそも「生物」とは何か(条件3つ)?「動物」と「植物」の違いは?
3 植物の分類:種子植物→被子植物→単子葉類→チューリップという世界認識
12 代表的な花
先にポイントを
「葉」の中学受験上の差がつくポイント5つ!
1 葉の表と裏を断面図で見分ける事ができる
2 葉緑体を持つ細胞ともたない細胞:持つ「葉肉+孔辺細胞」、持たない「表皮+葉脈」
3 道管(水)が上(表)、師管(養分)が下(裏)
4 葉のつき方には「互生」(交互)、「対生」(対)、「輪生」(3枚以上が輪上)がある
5 葉に養分をたくわえる植物:レタス、ユリ、ヒヤシンス、チューリップetc.
*下記ですべて解説しています
葉の作り
「葉」に限らず、植物の分類では「単子葉類」「双子葉類」がポイントになるので、
語呂あわせを(単子葉類を覚えて「他は双子葉類!」で良いです)。
【「単子葉類の植物の語呂合わせ」:いとうすすむエッチね+ユリ】
イネ、トウモロコシ、ススキ、ムギ、エノコログサ、ツユクサ、チューリップ、ネギ、ユリ
植物の「葉」は光合成が行われる所ですね(水+二酸化炭素+光→酸素+でんぷん)。
葉っぱは多くの人が見たことがあると思うので、イメージしやすいのでは?
双子葉類は脈が網目状(網状脈)です。
単子葉類は脈が平行(平行脈)です。
網状脈 平行脈
画像出典:https://zyuku.net/archives/3616.html
葉は(主に)「表皮」「葉脈」「葉肉」でできています。
●表皮:表と裏の薄い層。裏に「気孔」(光合成で出来た酸素が出る)が多い
●葉脈:葉の筋で表にある。茎から枝分かれした維管束(道管と師管の束)がある
●葉肉:表裏の表皮ではさまれた葉の内側の細胞の層
●細胞:葉の内部に多数ある部屋のようなもの。ここに葉緑体がある
「葉」の中学受験上の差がつくポイント5つ!
1 葉の表と裏を断面図で見分ける事ができる。
葉の表:細胞がギッシリ並んでいる(さく状組織)+葉緑体が多いので光合成がさかん
葉の裏:細胞がまばら(海面状組織)+気孔(酸素の出口)が多い
2 葉緑体を持つ細胞ともたない細胞:持つ「葉肉+孔辺細胞」、持たない「表皮+葉脈」
「脈」の部分には葉緑体がないんですね~~
画像出典『塾技100理科』p102
3 道管(水)が上(表)、師管(養分)が下(裏)
葉脈内で、水が通る「道管が葉の上側」で、養分が通る「師管が葉の下側」にあります。
(茎では、「道管が内側」でしたね?)
4 葉のつき方には「互生」(交互)、「対生」(対)、「輪生」(3枚以上が輪上)がある
画像出典『塾技100理科』p102
5 葉に養分をたくわえる植物:レタス、ユリ、ヒヤシンス、チューリップetc.
「葉」に養分をたくわえる植物:レタス、ユリ、ヒヤシンス、チューリップetc.
「根」に養分を蓄える植物(側根がある双子葉類)
「サツマイモ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ダリアetc」
「茎」に養分を蓄える植物:ジャガイモ、サトイモ、ハス、タケ、セロリ、
アスパラガス、クワイetc.
まとめ
以上、
葉のつくりとつき方(植物)/差がつくポイントは5つ!―「中学受験+塾なし」の勉強法
でした。
画像出典:https://zyuku.net/archives/3616.html
葉は(主に)「表皮」「葉脈」「葉肉」でできています。
●表皮:表と裏の薄い層。裏に「気孔」(光合成で出来た酸素が出る)が多い
●葉脈:葉の筋で表にある。茎から枝分かれした維管束(導管と師管の束)がある
●葉肉:表裏の表皮ではさまれた葉の内側の細胞の層
●細胞:葉の内部に多数ある部屋のようなもの。ここに葉緑体がある
「葉」の中学受験上の差がつくポイント5つ!
1 葉の表と裏を断面図で見分ける事ができる
2 葉緑体を持つ細胞ともたない細胞:持つ「葉肉+孔辺細胞」、持たない「表皮+葉脈」
3 道管(水)が上(表)、師管(養分)が下(裏)
4 葉のつき方には「互生」(交互)、「対生」(対)、「輪生」(3枚以上が輪上)がある
5 葉に養分をたくわえる植物:レタス、ユリ、ヒヤシンス、チューリップetc.
植物(花)については以下の順番で勉強(読んで)してください。
1 そもそも「生物」とは何か(条件3つ)?「動物」と「植物」の違いは?
3 植物の分類:種子植物→被子植物→単子葉類→チューリップという世界認識
12 代表的な花