植物(花)については以下の順番で勉強(読んで)してください。
1 そもそも「生物」とは何か(条件3つ)?「動物」と「植物」の違いは?
3 植物の分類:種子植物→被子植物→単子葉類→チューリップという世界認識
12 代表的な花
種子のつくり(無はい乳種子と有はい乳種子)
植物の一生のサイクル
種子があり→発芽して→成長し→花を咲かせて→受粉して実や種になる→枯れる
つまり「種子の作り」は植物のライフサイクルのスタート地点という事になります。
種子のつくりは基本的にはどれもよく似ていますが、発芽に必要な養分を蓄える場所
の違いで、「無はい乳種子」と「有はい乳種子」に分けられます(はい乳の有無が違いです)。
●「はい乳」:「有はい乳種子」が(発芽に必要な)養分を蓄える所
●「種皮」:固くて種の内部を守る
●「はい」:発芽して、根・茎・葉になる。種皮以外の部分(有はい乳種子の場合、種皮とはい乳以外の部分)
「有はい乳種子」(ほぼ単子葉類)
「有はい乳種子」はほとんどが単子葉類です。
「有はい乳種子」:発芽に必要な養分を「はい乳」に蓄える
「はい乳」「種皮」「はい」からできている
「2つに分かれない」「幼芽・幼根などがはっきり区別できない」
「有はい乳種子」(カキの種)
●単子葉類はすべて有はい乳種子(「語呂合わせ」:いとうすすむエッチね+ゆり)+カキ、ゴマ、オシロイバナ)
イネ、トウモロコシ、ススキ、ムギ、エノコログサ(猫じゃらし)、ツユクサ、チューリップ、ネギ、ユリ
「無はい乳種子」
双子葉類はほぼ全て無はい乳種子です(例外:カキ、ゴマ、オシロイバナ)
無はい乳種子:「発芽」に必要な養分を子葉に蓄える
「種皮」と「はい」からできている
「幼芽・幼根などがはっきり区別できる」「2つに分かれるものが多い」
「無はい乳種子」(インゲンマメ)
「無はい乳種子」は発芽に必要な養分は「子葉」にたくわえます。
ポイント!子葉の数と種子の種類
●単子葉類:全て有はい乳種子(「語呂合わせ」:いとうすすむエッチね)+カキ、ゴマ、オシロイバナ
●双子葉類:ほとんどが無はい乳種子(例外は上の右3つ)
(子葉が多数:すべて有はい乳種子(スギとかマツ)
【「単子葉類の植物の語呂合わせ」:いとうすすむエッチね】
「い」→イネ
「とう」→トウモロコシ
「すす」→ススキ
「む」→ムギ
「え」→エノコログサ
「っ」→ツユクサ
「ち」→チューリップ
「ね」→ネギ
画像出典:https://yuzupa.com/syokubutsu/
まとめ
以上、
種子のつくり(無はい乳種子と有はい乳種子)―「中学受験+塾なし」の勉強法
でした。
●「はい乳」:「有はい乳種子」が(発芽に必要な)養分を蓄える所
「有はい乳種子」:「はい乳」「種皮」「はい」からできている
「2つに分かれない」「幼芽・幼根などがはっきり区別できない」
無はい乳種子:「種皮」と「はい」からできている
「幼芽・幼根などがはっきり区別できる」「2つに分かれるものが多い」
●単子葉類はすべて有はい乳種子(「語呂合わせ」:いとうすすむエッチね)+カキ、ゴマ、オシロイバナ)
イネ、トウモロコシ、ススキ、ムギ、エノコログサ、ツユクサ、チューリップ、ネギ
植物(花)については以下の順番で勉強(読んで)してください。
1 そもそも「生物」とは何か(条件3つ)?「動物」と「植物」の違いは?
3 植物の分類:種子植物→被子植物→単子葉類→チューリップという世界認識
12 代表的な花