「よし理科やるで! まずは昆虫からいこか!」
ふむふむ、「体が3つに分かれてて、足が6本で複眼ちゅうのが2つある」
んが昆虫か。なになに、羽の数は昆虫によって違うんか。
え?クモって昆虫じゃないんかい!足がたくさんあるからな・・・
ほ~~ほ~~。
ん?そもそも「昆虫」って何やったかな?
あ、生物の分類ね、はいはい、あれでしょあれ。
昆虫←節足動物←無脊椎(セキツイ)動物←動物←生物
なるほどね?いやなるほどちゃうな・・・。
そもそも「生物」って何やねん?!
植物って生物なんか?じゃあ動物とどう違うねん?
「生物」とは何か?条件は3つ!
生物とは?生物の条件3つ!
・細胞を持つ(形がある。空気などの気体は生物ではない)
・遺伝や自己複製が可能(子供を作ったり、分裂できる)
・代謝する(呼吸する、食べるなど、エネルギーを物質の出入りから取り出す)
「生物」は以下の5つに分類される事が多いです。
画像出典:https://ameblo.jp/mizuno20070324/entry-12465179987.html
中学受験の理科の場合は上の図の右二つ「動物」「植物」を
知っておけば良いでしょう。
「菌」も「細胞」があって、「自己複製」して、「代謝」する
ので生物なんですね。菌の代謝・・・。
小学生としては、
「生物という大きい枠組みがあって、その中に「動物」とか「植物」
という分け方があって、その中に「昆虫」とか「種子植物」等々が
ある」という大枠をまずは体で覚えましょう。
「動物」と「植物」の違いは?
では、同じ「生物」である「動物」と「植物」の違いは?
これも明確な定義があるようです。
動物:「光合成を行わない」+「細胞壁を持たない」生物
植物:「光合成を行う」+「細胞壁を持つ」生物
(学問的には「光合成とは何か」というのは難しいようですが、簡単に言うと)
光合成:植物が太陽光等によってデンプンなどを作る働き(二酸化炭素CO2+水H2O→ブドウ糖)
細胞壁:細胞壁は植物細胞に特徴的な構造。動物細胞にはない
植物は光合成によってエネルギーを作る必要があると理解
していいのかもしれません。
まとめ
以上、
そもそも「生物」とは何か(条件3つ)?「動物」と「植物」の違いは?―「中学受験+塾なし」の勉強法
でした。
生物とは?生物の条件3つ!
・細胞を持つ(形がある。空気などの気体は生物ではない)
・遺伝や自己複製が可能(子供を作ったり、分裂できる)
・代謝する(呼吸する、食べるなど、エネルギーを物質の出入りから取り出す)
動物:「光合成を行わない」+「細胞壁を持たない」生物
植物:「光合成を行う」+「細胞壁を持つ」生物
(学問的には「光合成とは何か」というのは難しいようですが、簡単に言うと)
光合成:植物が光によってデンプンなどを作る働き
細胞壁:細胞壁は植物細胞に特徴的な構造。動物細胞にはない
生物とは?動物と植物の違い?といった事は、中学受験の問題になるか
どうかは分かりませんが、細部に入っていく前の大前提として知ってお
いた方が良いでしょう。