円周率の倍数は暗記する!

平面図形の面積の求め方(基本編)

円と正方形で覚えるルールはこの2つ!

おうぎ形の面積の求め方2つと葉っぱ(レンズ)形の面積の求め方3つ!

図形を解く工夫:等積移動・共通部分の利用

ひもを巻きつけた図形・円の長さは「直線」と「曲線」に分ける!

図形の周りをひもが回っていく場合の考え方(つながれた犬が動ける面積)

      

図形の周りをひもが回っていく場合の考え方(つながれた犬が動ける面積)

この種類の問題は、最初は???となりますが、冷静にポイントを絞って理解しましょう。

「つながれた犬が動ける面積系」の問題のテクニック!

1 「おうぎ形」で考える(ひもは弧を描いて周る)

2 ひもを伸ばした図をきちんと書く

3 「1」「2」を忘れない

4 複数の角を曲がる場合は、半径がだんだん短くなる

(5 複数のおうぎ形を計算する時は分配算を使う)

*絶対に図を書いてください。絶対です。

問題)一辺の長さが8mの正方形の建物の角に、6mの長さのひもで

犬をつないだ場合、犬が行動できる範囲の面積は何m²ですか?

円周率は3.14です。

1 「おうぎ形」で考える

2 ひもを伸ばした図をきちんと書く

図のような動きが最大に動ける範囲です。図を書くと意外と

いける(解ける)気がしませんか?解けます。

●「犬が動ける範囲の面積」は、半径6mのおうぎ形です。

●6×6×3.14×3/4

(正方形なので全て90度ですから、おうぎ形の角度は360-90=270、270/360=3/4)

●36×3.14×0.75

●113.04×0.75=84.78

答え)84.78m²

 

問題)武蔵中学

図のような建物の角に長さ9mのロープで犬がつながれています。

この犬が動ける範囲の面積は何m²ですか?円周率は3.14です。

1 「おうぎ形」で考える(ひもは弧を描いて周る)

2 ひもを伸ばした図をきちんと書く

3 「1」「2」を忘れない

4 複数の角を曲がる場合は、半径がだんだん短くなる

です! やってみてください。

一回で分からなければ数回やってみてください。それにしても、

計算が大変ですね。分配法則を絶対にマスターして使いましょう。

 

問題)浅野中学

図1の三角形ABCは1辺1cmの正三角形です。ひもは頂点Aについて

います。ひもの長さは6cmです。このひもを図2の状態から始めて

頂点B、頂点C、頂点Aの順にピンと張った状態で巻きつけていくとき、

ひもの先端Dが動いてできる曲線の長さを求めてください。

円周率は3.14です。

出典:『塾技100算数』p77

「つながれた犬が動ける面積系」の問題のテクニック!

1 「おうぎ形」で考える(ひもは弧を描いて周る)

2 ひもを伸ばした図をきちんと書く

3 「1」「2」を忘れない

4 複数の角を曲がる場合は、半径がだんだん短くなる

(5 複数のおうぎ形を計算する時は分配算を使う)

難しいですが、やってみてください。

複数回やってみればできるようになるのでは?

    

まとめ

「つながれた犬が動ける面積系」の問題のテクニック!

1 「おうぎ形」で考える(ひもは弧を描いて周る)

2 ひもを伸ばした図をきちんと書く

3 「1」「2」を忘れない

4 複数の角を曲がる場合は、半径がだんだん短くなる

(5 複数のおうぎ形を計算する時は分配算を使う)

    

円周率の倍数は暗記する!

平面図形の面積の求め方(基本編)

円と正方形で覚えるルールはこの2つ!

おうぎ形の面積の求め方2つと葉っぱ(レンズ)形の面積の求め方3つ!

図形を解く工夫:等積移動・共通部分の利用

ひもを巻きつけた図形・円の長さは「直線」と「曲線」に分ける!

図形の周りをひもが回っていく場合の考え方(つながれた犬が動ける面積)