・グノーブルはサピックス以上に「SAPIX」:少数精鋭+最難関中学向け
・グノーブルの費用、授業料は(他塾と比べて)やや高め
・グノーブルは「算・理」(理系)と「国・社」(文系)でクラス分け
・グノーブルは家庭での復習必須
グノーブルの口コミ・評判・授業料・SAPIX以上にサピックス!
グノーブルはサピックス以上にSAPIX:少数精鋭+最難関中学向け
そもそも、グノーブルはSAPIX(サピックス)から独立してできた塾です。
(HPには設立の経緯等が見当たらないので)wikipediaによると、
2006年に設立。2013年に中学受験の校舎が開校したとされています。
まだ、10年強の歴史しかないグノーブルですが、
「SAPIXの進化系」ともいわれ、最難関校への高い合格実績で知られています。
一クラスの人数も10人前後と、サピックスに比べ少数精鋭です。
ですので、
グノーブルはサピックス以上に「SAPIX」:少数精鋭+最難関中学向け
と言えます。
グノーブルは家庭での復習必須
グノーブルの進度と内容はかなりハイレベルです。
ですので、自宅での復習が絶対に必要です。それもかなりの量。
グノーブルはサピックス以上に「SAPIX」:少数精鋭+最難関中学向け
ですので、いわば「グノーブルの授業についていく」事がもっとも
効率的な勉強法とも言えます。
その結果、
近年非常によく聞くのが、
★「グノーブルの補習塾」や「サピやグノーブルのための家庭教師」★
という話です。
これは、ある意味合理的で、
【グノーブルやSAPIXで上位にいる事】
に中学受験上のメリットが非常にあるからです。
「その後」の事を考えて「今」に投資するスタイルとも言えますね。
個人系の進学塾の中には、
「グノやサピの合格実績の半分くらいはうちみたいなサピの補習塾が出してる」
とうそぶく方もいますが、それはその通りでしょう。
グノーブルやSAPIXの圧倒的な量とスピードを固めるのは、小学生ひとりではかなりの
困難が予想されます。それをするには、【そのための補習塾や家庭教師】がいても
なんらおかしくはないでしょう。
え? 結局、課金勝負なのか?
ですか?
う~~ん、ある程度はそうですね・・・。
僕の知る限り、多少の能力の差は課金で追い越せます。
それを良いとするか悪いとするかは価値観の問題なので何とも言えませんが、
現実としては以下のようになっています。
中学受験の集団塾(SAPIXやグノーブルや早稲アカなどに)に上位でついていく
事に意味があると考えるのであれば、さらに補習塾や家庭教師をつける必要があります。
その結果、ほとんどのケースでそれをやらないよりはやった方が成績・偏差値は
上がります。
また、
優れた家庭教師は集団塾とは比較にならないくらい子供を伸ばします
ので、何もしなければ「公立中学→高校偏差値50台(中学受験偏差値だと四谷大塚で
40前後)くらいの公立高校」に行くような子が、早慶付属に受かったりすることも
よくあります。
これが現実です。
そうすると、あとは、どこまでやるかという話になりますね…。
宣伝めいて恐縮ですが、私は、そういった依頼(サピやグノの補習としての
オンライン家庭教師)を受ける事が多いので、その辺りは慣れております。
もし、興味がありましたら、以下からご連絡を頂ければ対応可能です。
下記LINEからご連絡頂ければスムーズです。「武蔵野さんですか?」と聞いて
頂けると混乱がなくありがたいです。

https://line.me/ti/p/2J8jtxAzmy
お問い合わせからでも構いません。ご連絡を頂ければすぐに対応いたします。
上記「問い合わせ」から何らかの不具合で送れない場合はメールでも対応可能です。
kybkhappy#gmail.com
(#を@に変えてください)
グノーブルの入室テスト:難しいです
グノーブルの入室テストはかなり難しいです。
グノーブルは、毎月1回(日曜日)行われる入室テストに
合格しないと入塾できません。
授業の難易度が高く、進度も早く、最難関校向けの塾のため、入り口を
かなり絞っているものと思われます。四谷大塚や日能研、早稲アカよりも
入塾の難易度は高いと考えてもらって良いかと思います。
グノーブルのカリキュラム:1年生・2年生・3年生・4年生・5年生・6年生
グノーブルの通塾日数
| ・小学1年生~小学3年生:週1日(小学2年生のみ、追加で月に1度理社の授業あり)
・小学4年生・小学5年生:週2日 ・小学6年生前半:週3日 ・小学6年生後半:週4日 |
グノーブルは、他の塾に比べると、通塾日数は少な目です。
その分、大量の家庭学習(復習)が前提とされています。
(1)グノーブルの小学1年生のカリキュラム
| 算数 | パズル・ゲーム・折り紙・比較などを通して、 思考力の強化を目指します。
難しい問題も多いです。 |
| 国語 | 言葉を身に付けながら物語文を理解できるようにしていきます。
少し長めの文章や難しめの文章も扱います。 |
(2)グノーブルの小学2年生のカリキュラム
| 算数 | 掛け算、割り算などの四則演算や分数・小数・平面図形・立体図形を主として学んでいきます。
規則性・場合の数・展開図といった中学受験で重要となる単元を、この時期に学び始めます。 |
| 国語 | 前学年同様、物語文を沢山読んでいきます。
文章もだいぶ長くなり、 気持ちや感情を捉えていく作業が入っていきます。 また、詩を多く読むのも特徴的です。 感性豊かに育つように、早めに触れていきます。 |
| 理科 | 生徒様が実感しやすい、植物・動物・天気・太陽などを扱います。 |
| 社会 | 生活に関係する事柄を扱います。 |
(3)グノーブルの小学3年生のカリキュラム
小学3年生から中学受験の準備段階です。
算数・国語・理科・社会それぞれ中学受験に必要な単元学習が始まります。
| 算数 | 平面図形・立体図形・面積・体積など図形について手厚く行っていきます。
文章題も数多くこなしますし、数の性質も他塾より早めに学習していきます。 |
| 国語 | 引き続き、物語文を中心に読んでいきます。
この学年では、特に記述に力を入れていきます。 どのように登場人物の気持ちを記述するか、着目するポイントは何かを学んでいきます。 |
| 理科 | 生物・地学・物理・化学をバランスよく学んでいきます。
まだこの段階では計算問題は入ってきませんが、 理解が必要な電気・光といった分野が始まっていきます。 |
| 社会 | 引き続き、お金や仕事、モノづくりなど生活に関係する事柄を学んでいきます。
その後、日本全国の地方別に、農業を中心に学習していきます。 |
(4)グノーブルの小学4年生のカリキュラム
| 算数 | つるかめ算・和差算・消去算などの特殊算を学び始めます。
前年度から引き続き、図形・数の性質も多く含まれています。 |
| 国語 | 説明文が始まります。 様々なジャンルの文章や、長い文章を読んで読解力をつけていきます。 ことわざ・慣用句・季語など知識面も強化していきます。 |
| 理科 | てこや溶解度といった計算分野が入ってきます。
電気分野は高いレベルまで行います。 また、昆虫や植物についての暗記事項は、この学年が最も重要になります。 |
| 社会 | 47都道府県全部について、1週間に1つずつ、解説していきます。
地方別や北から順番というわけではなく、あちこちの県を行っていくため、 今日本のどの辺りの県を行っているのか、混乱する生徒も。 |
(5)グノーブルの小学5年生のカリキュラム
| 算数 | 比についての問題全般・速さ・グラフの問題など中学受験に必要な単元をほぼ終えていきます。
復習はほとんど行いませんので、生徒様ご自身で昔の復習をしながら、この学年の復習も行う必要があります。 |
| 国語 | 要旨を捉え、それを文章にしたり、文脈から適切な解答を考える練習をしていきます。
知識面では、文法や四字熟語について学んでいきます。 |
| 理科 | 浮力・中和・電流・ばねなどの計算分野のウエイトが大きくなります。
この学年で、数学と同様、中学受験に必要な単元をほぼ終えることとなります。 |
| 社会 | 歴史を1年間行います。
一般的に歴史は9月から半年間行う塾が多いので、これは極めて特殊です。 この理由としては、近年中学受験では歴史、特に近現代史が多く出題されている、 というグノーブルの分析によるものです。 |
(6)グノーブルの小学6年生のカリキュラム
小学6年生からは通塾日数が増え、入試レベル対策や志望校別特訓が始まります。
| 算数 | 前半で、小学五年生までの復習と高度な演習を行います。
後半では、志望校の問題を含めた入試レベルの問題を解いていきます。 |
| 国語 | 一年間で入試レベルの文章読解を行っていきます。
物語文・説明文・論説文・随筆文・詩など様々な形態の難解な文章を読み、入試本番に備えます。 |
| 理科 | 今までの復習と、難解な論点の上乗せを行っていきます。
グノーブルに特徴的な単元として、惑星・南半球から見た天体を扱っている点です。 これらは入試に良く出る難易度の高い論点ですが、他塾ではあまりしっかりとは扱わない単元です。 |
| 社会 | 春休みまで公民について行い、その後は地理・歴史の総復習と、横断的論点の整理を行っていきます。
後半は、入試問題演習となります。 |
グノーブルのクラス分けは文系と理系
グノーブルは、4教科の点数ではなく、
「算数と理科」(理系)、「国語と社会」(文系)でクラス分けが
それぞれ行われます(3年生以降)。
この点はサピックスや早稲アカなどと違う独自の制度となっています。
例えば、文系科目では3番目のクラスだが、理系科目では一番上のクラス、
ということも有り得ます。得意・不得意が文系・理系で別れやすい事を
考えると、合理的なやり方かもしれません。
グノーブルの教材
グノーブルの独自教材を利用しています。
(Gnoラーニング・G脳ワークアウト等)
グノーブルはサピックスと同じように、事前に教材は渡されません。毎回の授業時に、
「Gnoラーニング」 という新しい教材と復習用教材が配られます。
(いわゆる「復習主義」ですね)
また、「Gnoラーニング」に加えて、以下の教材が使用されます。
| ・算数の単元復習用教材「G脳ワークアウト」「単元別問題集」
・国語の漢字対策「漢字道場」 ・社会の知識定着用教材「知識の総確認」 |
これもサピックスに似ていますが、5年生~6年生になってくると、
プリントが多数配布されます。
サピックスと同じですが、伴走者(多くの場合は母親や父親)は
テキストの管理・整理が大事な仕事になります。
グノーブルの授業料・料金・月謝
グノーブルは、少数精鋭で実績も出している事から、自信があるのか、
他塾よりも、授業料・費用がやや高くなっています。
【グノーブルの月謝・授業料】(2026年時点・同塾HPより)
| 1年生 | 月額19800円 | 年額237600円 |
| 2年生 | 月額22000円 | 年額264000円 |
| 3年生 | 月額27500円 | 年額330000円 |
| 4年生 | 月額46200円 | 年額554400円 |
| 5年生 | 月額52800円 | 年額633600円 |
| 6年生 | 月額66000円 | 年額792000円 |
出典:グノーブルHP https://gno-jr.com/26sys/
上記の料金には春期講習、夏期講習、その他の講習の費用、書籍代等は
含まれません。ですので、小学6年生で考えますと、年間100万円~140万円程度
になるかと思われます。
また、別途、入室料として16500円が必要となります。
日能研や四谷大塚など、他の大手塾と比較しても高めです。
SAPIXとほぼ同程度の金額です。
グノーブルの口コミ・評判
グノーブルの口コミ・評判は、メリット・デメリット含め、
巷で言われている事とほぼ同じです。
・最難関校への圧倒的な合格実績がすごい(少数精鋭なので効率が良い)
・サピックスより「SAPIX」
・グノーブルの授業についていくのが大変
・教材(テキスト)管理が大変
・小人数なのである程度きめ細かく見てくれる
・小人数なので、全体の立ち位置が分かりづらい(外部の模試を受ける必要あり)
・グノーブルは進度が速いので残念ながら途中で脱落した…
グノーブルは、その塾についていけるかどうかが大事ですね。
宣伝めいて恐縮ですが、私は、サピやグノの補習としてのオンライン家庭教師の
依頼を受ける事が多いので、その辺りは慣れております。
もし、興味がありましたら、以下からご連絡を頂ければ対応可能です。
下記LINEからご連絡頂ければスムーズです。「武蔵野さんですか?」と聞いて
頂けると混乱がなくありがたいです。

https://line.me/ti/p/2J8jtxAzmy
お問い合わせからでも構いません。ご連絡を頂ければすぐに対応いたします。
上記「問い合わせ」から何らかの不具合で送れない場合はメールでも対応可能です。
kybkhappy#gmail.com
(#を@に変えてください)
(関連記事)
中学受験・集団塾の限界について―SAPIX、早稲アカ、四谷大塚、臨海セミナー、栄光ゼミナール、日能研、ena
中学受験で集団塾(SAPIX、早稲アカ、四谷大塚、日能研)についていけない問題:個別塾・家庭教師との併用?
中学受験の塾の費用・お金・いくらかかる?SAPIX!ena!本当の金額!
進学塾・進学校でやっている勉強法はこれ!●●こそが最強の受験指導方法!