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理科(特に生物)は「分類の教科」といってもいいでしょう。多すぎて覚えられない?
確かに覚える事はたくさんありますが、「大事な事を繰り返す」事で短期記憶が長期記憶
になっていきますので、繰り返しやりましょう。
この記事では、「個々の花」の特徴(試験に出題される所)を中心にまとめますので、
一概に【分類】ではありません。
画像出典:https://yuzupa.com/syokubutsu/
アサガオ:ヒルガオ科・合弁花・夏の花・短日植物
●ヒルガオ科:「アサガオ」ですから「ヒルガオ科」これは大丈夫ですよね?
同じヒルガオ科のサツマイモの芽に「つぎ芽」する事ができます。
●合弁花:アサガオは花弁5枚の合弁花。5本のおしべと1本のめしべ
●夏の花:春に種子をまく→夏に開花。アサガオは夏の朝によく見ます。
画像出典『塾技100理科』p118
●短日植物:夏から秋に日照時間が短くなる(=暗い時間が長くなる)と開花する植物
暗期が9時間以上で開花(1~2時間で花がしぼみます)
●(上から見た場合の)「つぼみは右巻き」で「つるは左巻き」
左がつる(左回り)、右がつぼみ(右回り)というのが分かりますか?
●アサガオの受粉:自家受粉(開花前)と他家受粉(アリ、ハチなど)
サクラ:バラ科・冬芽で冬越し・おしべ20~30本
日本を代表する春の花「桜」。中学受験用としては「サクラ」として、必要な
事を覚えていきましょう。
●サクラはおしべが20-30本を多い
●サクラの一年:夏・秋に葉が枯れ、芽ができる→冬芽で冬越し→春につぼみ→開花
●サクラの芽:花になる「花芽」と葉になる「葉芽」がある。花芽の方が大きい。花が先。
画像出典『塾技100理科』p118
マツ:裸子植物・常緑樹
画像出典:https://yuzupa.com/syokubutsu/
●マツは(800程度しかない、胚珠がむき出しの)裸子植物
裸子植物はマツ、イチョウ、スギなどの木が知られています。
(裸子植物語呂合わせ:「粗末(そまつ)なイスらしい」
(ソ・ソテツ、マ・マツ(松)、い・イチョウ、す・杉、らし・裸子植物)
●マツの雄花、雌花にはガクや花弁がない
●マツは(一年中緑の葉がついている)常緑樹(常緑針葉樹)
画像出典『塾技100理科』p118
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