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理科(特に生物)は「分類の教科」といってもいいでしょう。多すぎて覚えられない?
確かに覚える事はたくさんありますが、「大事な事を繰り返す」事で短期記憶が長期記憶
になっていきますので、繰り返しやりましょう。
この記事では、「個々の花」の特徴(試験に出題される所)を中心にまとめますので、
一概に【分類】ではありません。
画像出典:https://yuzupa.com/syokubutsu/
タンポポ:合弁花(舌状花)・キク科・ロゼットで冬越し・セイヨウタンポポとカントウタンポポ
画像出典『塾技100理科』p120
●合弁花(花びらつながっている)の代表:5枚。小さい花(舌状花)が集まっている「頭状花」
(「頭状花」はキク科!!:タンポポ、ヒマワリ、コスモス、ヒメジョオン)
●春に開花・秋に発芽・ロゼットで冬越し
タンポポのロゼット:地べたから直接葉っぱが出る事。ロゼットで冬越しを
すると、春になったらすぐに光合成ができて早く成長できる
●「タンポポ」には「セイヨウタンポポ」(外来種)と「カントウタンポポ」(在来種)がある
セイヨウタンポポは受粉なしで種子が作れ、軽いので、遠くまで飛び繁殖しやすい。
受粉なし→環境に左右されない+(昆虫不要なので)季節に関係ない
●タンポポの開花条件:色々!(日光、夜間の気温etc.)
チューリップ:単子葉類・球根で冬越し
画像出典『塾技100理科』p120
●チューリップは単子葉類
●秋に球根→球根で冬越し→春に発芽・成長・開花→新しい球根に
●チューリップの開花は「気温20度」が目安
20度以上:内側の3枚の花弁が外側より早く成長して開く
20度未満:外側のがく(3枚の花弁に見える)が内側より速く成長して閉じる
チューリップは単子葉類です。単子葉類は植物の分類時にとても便利なので
必ず暗記してください。
中学受験に限らず理科の試験では「単子葉類」がよく出題
されるので、そちらを覚えて、「双子葉類は単子葉類ではない!」
とすればいいでしょう。
単子葉類は、根=ひげ根、葉脈=平行脈、茎=放射状になっている
(双子葉類は、根=主根・側根、葉脈=網状脈、茎=輪状になっている)
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単子葉類の語呂合わせ「だんながヒゲの散髪へ」
だん(な)→単子葉類
ヒゲ(の)→(根)ヒゲ根
散(髪)→(茎)散らばっている
へ→(葉)平行脈
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【「単子葉類の植物の語呂合わせ」:いとうすすむエッチね+ユリ】
「い」→イネ
「とう」→トウモロコシ
「すす」→ススキ
「む」→ムギ
「え」→エノコログサ
「っ」→ツユクサ
「ち」→チューリップ
「ね」→ネギ
ユリも単子葉類
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